田 “Go To”参加
施設に市が補助上乗せ

山形県酒田市では、ホテルや旅館の客の減少に歯止めをかけようと、「Go Toトラベル」に参加する大半の施設に1泊1000円で宿泊できる独自の取り組みを行って、一定の効果を上げています。

酒田市では、「Go Toトラベル」に参加している大半の施設を対象に、1人1泊1000円で宿泊できるよう、市が独自に宿泊料を負担する取り組みを今月5日から行っています。

このうち、235の客室があるビジネスホテルでは、例年はほぼ100%になる8月の客室の稼働率が花火大会の中止などで大幅に低下すると予想されていましたが、例年の8割ほどまで回復したということです。

さらに今月5日から20日までに、新たな宿泊予約はことし11月までのおよそ450泊分入ったということで、市の独自の取り組みが一定の効果を上げています。

ビジネスホテル「ホテルイン酒田」の運営会社 白旗夏生社長は「例年とは違う中で、Go Toトラベルや市独自の取り組みで予約が増えたので、非常に助かっている。感染予防を徹底しつつ、県内や近くの県の人たちに泊まってもらえる働きかけをしていきたい」と話していました。