知県独自の緊急事態宣言
名古屋テレビ塔が赤色に

新型コロナウイルスの感染拡大が続く中、愛知県が県独自の緊急事態宣言を出したことを受けて、名古屋テレビ塔などが6日夜、「危険」を示す赤色にライトアップされました。

愛知県内では、6日まで10日連続で新型コロナウイルスの感染者が100人を超え、県は感染状況が「厳重警戒」から「危険」に移ったとして、県独自の緊急事態宣言を出しました。

今月6日から24日までの期間で、特にお盆休み期間中の不要不急の行動や大人数での会食や宴会を自粛することを呼びかけています。

これを受けて先月29日から「厳重警戒」を示すオレンジ色にライトアップされていた、名古屋 栄にある名古屋テレビ塔などが、6日夜、一斉に赤色にライトアップされました。

テレビ塔の写真を撮っていた40代の男性は「市民が気をつけるために、ライトアップは意味があると思う。私も消毒や手洗いなど、常に気をつけています」と話していました。

通りかかった10代の女性は「9日にお墓参りに行く予定だったが、どうするか家族と話します。新しくアルバイトを始める予定だったけど、できるだけ家にいなさいと親に言われています」と話していました。