玉 コロナ感染拡大で
県確保の病床を1000床に

新型コロナウイルスの感染拡大を受け、埼玉県は6日の対策本部会議で、県が確保する病床を現在よりも300床余り増やし、1000床とすることを決めました。

埼玉県は6日夕方の県の対策本部会議で、感染者が今月3日までの1週間で419人と、前の週と比べて110人増えるなど、感染が拡大している状況が報告されました。

そのうえで、今後、県内の病床がひっ迫するおそれがあるとして、病床数についての県の計画で、4段階のうちの上から2番目の「拡大期」に1段階引き上げ、確保すべき病床数をこれまでの600床から1000床に増やすことを決めました。

県では、現時点で683床を確保していて、今後、確保できると見込まれる病床数は949床にとどまっているということで、県は医療機関に呼びかけを行って確保を急ぐことにしています。

会議終了後、埼玉県の大野知事は「より注意を必要とする段階に入ったと考えている。より緊張感をもって対応していきたい」と述べました。