形の豪雨 18市町村に
交付税を繰り上げ交付

先月の記録的な大雨によって被害を受けた山形県の18の市町村に、来月交付される予定の普通交付税の半額が、時期を繰り上げて交付されました。

普通交付税は地方自治体の財源不足を補うため国から年4回交付されるもので、災害で大きな被害を受けた際には時期を繰り上げて交付されます。

総務省は、先月下旬の記録的な大雨によって、山形県の最上川で相次いで氾濫が発生するなどして、被害を受けた県内の18の市町村に、来月交付する予定の普通交付税の半額、合わせて108億7400万円を交付しました。

交付額は
▽鶴岡市が23億2600万円
▽酒田市が15億2500万円
▽山形市が10億8600万円などとなっています。

これにより、先月の一連の豪雨災害を受けて、4日までに繰り上げ交付されたのは、9県の65の市町村に対し、437億6600万円となりました。