川原発 感染症対策追加
の避難計画了承 政府

東北電力が再稼働を目指している宮城県の女川原子力発電所について、政府の原子力防災会議は、新型コロナウイルスなどの感染症対策を追加した避難計画を了承しました。原発の避難計画に具体的な感染症対策が盛り込まれたのは初めてです。

女川原発2号機は、ことし2月、再稼働に必要な原子力規制委員会の審査に合格し3月には内閣府や地元自治体が重大事故に備えて、周辺住民を対象にした避難計画をまとめましたが、その後の新型コロナウイルスの感染拡大を受けて、避難計画に感染症対策を追加しました。

これについて、政府の原子力防災会議が22日、総理大臣官邸で開かれ、安倍総理大臣は、「今般の新型コロナウイルス感染症の拡大を受け、避難にあたっては密集を避け、極力分散を図ることとするなど被ばく防護措置と感染防止対策の両立を図った」と述べ、感染症対策を追加した避難計画を了承しました。原発の避難計画に具体的な感染症対策が盛り込まれたのは初めてです。

そして、安倍総理大臣は、「万が一にしっかりと備え、国民の生命、身体や財産を守ることは政府の重大な責務だ。今後とも関係大臣は協力して原子力災害対応に万全を期してもらいたい」と述べました。