機フッ素化合物13都府県
37地点で暫定目標値超え

有害性が指摘されている有機フッ素化合物について、環境省が全国の河川や地下水などを調べたところ、13都府県の37地点で暫定目標値を超えていることが分かりました。飲料用の水としては使われていないということで、環境省は今後、排出源の特定を進めることにしています。

有機フッ素化合物の「PFOS」や「PFOA」は泡消火剤や塗料などに使われていましたが、有害性が指摘されて国際的には2009年から順次、製造や使用などが規制されています。

しかし、以前使っていた施設の周辺などで、今も高濃度で残存している可能性があることから、環境省は去年12月からことし2月にかけて、全国の河川や地下水など171地点で状況を調べました。

環境省が先月定めた暫定の目標値は水1リットル当たり50ナノグラムですが、調査の結果、大阪府摂津市の地下水で1855.6ナノグラム、沖縄県沖縄市のダクジャク川で1508.1ナノグラム、東京都調布市の地下水で556ナノグラムなど、13の都府県の37地点で目標値を超えていることが分かりました。

いずれも飲料用の水としては使われていないということで、環境省は直ちに対策が必要な状態ではないとして継続してモニタリングを行い、排出源の特定を進めることにしています。