10万円オンライン申請
二重に振り込むミス 足立区

現金10万円を一律に給付する「特別定額給付金」のオンライン申請分について、東京 足立区が同一世帯に、二重に振り込むなど誤って合わせて140万円を支給していたことが分かりました。

足立区によりますと、オンライン申請分については当初、区の職員がつくったデータベースを使って、二重の申請がないかチェックしていたということです。

しかし二重に申請されたもののうち、名字と名前の間の空欄の数の違いや、ミドルネームを入力するかどうかの違いをチェックできず、5世帯に対して合わせて120万円を誤って支給していたということです。

また、すでに死亡した人など対象外の申請についても「死亡」などと記載された情報を見落とし、2世帯に対して合わせて20万円を誤って支給していました。

いずれのミスも先月下旬に発覚し、10日までに4世帯から110万円が返還されたということです。

足立区は「郵送での申請分も含め、改めてミスの防止を徹底するとともに、引き続き可能なかぎり早く支給できるように努めてまいります」としています。