言解除の目安 北海道
神奈川は上回る

政府は基本的対処方針で、緊急事態宣言の解除を判断する際の感染状況について「直近1週間の新たな感染者数が10万人あたり、0.5人程度以下」になることを目安とするとしています。

25日までの1週間について10万人あたりの新たな感染者数を見ると、緊急事態宣言が出されている5つの都道県のうち、
▽東京都は0.34人、
▽埼玉県は0.11人、
▽千葉県は0.06人と、目安を下回っている一方で、
▽神奈川県は0.62人、
▽北海道は0.8人と、それぞれ目安を上回りました。関東で緊急事態宣言が出されている東京都、埼玉県、千葉県、神奈川県の1都3県をあわせたデータでは、0.32人と目安を下回っています。

また、「直近1週間の感染者数が人口10万人あたり、0.5人程度」について、それぞれの都道府県の人口のデータから計算すると、1週間の新たな感染者数の目安は
▽東京では70人となりますが、25日までの1週間で48人、
▽埼玉県は目安の37人に対して8人、
▽千葉県は目安の31人に対して4人と
それぞれ目安を下回っています。一方で、
▽神奈川県は46人の目安に対し57人と11人上回り、
▽北海道は26人の目安に対し42人と16人上回っています。