民 自民会派に入会届の
桜井参議院議員を除籍処分へ

自民党の会派に入会届を提出した桜井充参議院議員について、離党届をいったんは受理していた国民民主党は、「重大な反党行為だ」として、除籍処分にする方針を決めました。

参議院宮城選挙区選出の桜井充氏は去年、国民民主党を離党したうえで、無所属の立場で立憲民主党などとつくる会派には残りましたが、先週、退会届を提出し、自民党の会派に入会届を提出しました。

これを受けて国民民主党は20日の総務会で「会派には残るなどと説明したので離党届を受理したが、自民党の会派に入るのであれば当時の説明と異なり、重大な反党行為だ」として、離党届の受理を撤回し、桜井氏を除籍処分にする方針を決めました。

国民民主党は近く、党の倫理委員会を開き、正式に処分を決定することにしています。