田谷区の病院
入院患者ら31人感染確認

東京 世田谷区の病院で入院患者と看護職員合わせて31人が新型コロナウイルスに相次いで感染していたことが分かりました。感染が確認された入院患者はすべて都内の別の病院に転院し、感染の拡大は終息に向かっているということですが、病院では新規の外来などの受け入れを休止する対応をとっています。

入院患者や看護職員が相次いで新型コロナウイルスに感染していることがわかったのは東京 世田谷区桜丘にある世田谷井上病院です。

病院によりますと先月19日、発熱の症状を訴えてPCR検査を受けていた入院患者1人が、新型コロナウイルスに感染していることが確認されたということです。

その後、ほかの入院患者や職員全員がPCR検査を受けたところ、今月10日までに入院患者と看護職員合わせて30人の感染が相次いで分かったということです。

感染が確認された入院患者はすべて都内の別の病院に転院したということで、感染の拡大は終息に向かっているということです。

病院では新規の外来や入院の受け入れを休止していて、保健所の指導を仰ぎながら再開時期を慎重に判断していくとしています。