崎県など11日要請解除
長崎など県立学校再開

新型コロナウイルスの感染確認の減少傾向が続く九州沖縄では11日、宮崎県などで休業要請を解除するほか、長崎、大分、鹿児島の各県で県立学校が再開されます。

九州沖縄では、新型コロナウイルスの感染確認の減少傾向が続いていて、特に、宮崎、長崎、鹿児島、大分、沖縄の5県では今月、感染者が確認されていません。

こうした中、宮崎県では、接客を伴う飲食店やパチンコ店などへの休業要請が11日、解除されます。

県は、各業界団体に感染防止に関するガイドラインを作成させたうえで、店舗ごとに感染防止策を十分、取るよう求めています。

また、熊本県でも11日、バーや漫画喫茶などの遊興施設と、パチンコ店やゲームセンターなどの遊技施設に対する休業要請が解除されるほか、飲食店など食事を提供する施設に対する営業時間短縮の要請も解除されます。

県は各店舗に対し、営業再開の条件として感染防止策の徹底を呼びかけています。

一方、長崎県では、対馬市や壱岐市、五島市など離島にある県立高校が11日から通常通り再開します。

離島以外の高校や中学校は、11日から今月22日までの間、「分散登校」などを実施しながら段階的に再開します。

また、特別支援学校については、スクールバスの増便や時差登校、健康面での配慮を徹底したうえで、11日から再開します。

大分県も11日から県立学校を再開させ、当分の間、学年ごとに別々の登校日を設定するほか、授業はクラスを半分に分けてそれぞれ実施します。

鹿児島県も11日から県立学校を再開させたうえで、最短でも20日までは学校の状況によって「分散登校」などを求めます。