田急 新宿駅勤務の社員
新たに感染確認 計2人に

東京 新宿駅で勤務する社員の新型コロナウイルスの感染が確認されていた小田急電鉄は、新宿駅に勤める別の男性社員1人の感染が新たに確認されたと発表しました。

小田急電鉄によりますと、新たに感染が確認されたのは、新宿駅の改札口や精算所で業務を行っていた30代の男性社員です。

この男性社員は今月26日、嗅覚に違和感をおぼえ、翌日に検査を受けたところ、28日に感染が確認されたということで、現在は自宅で待機していて医療機関に入院する予定だということです。

小田急電鉄では今月26日、新宿駅に勤めている別の男性社員の感染が確認されていますが、この2人が勤務する場所は離れていて、濃厚接触者にはあたらないということです。

会社側は、新たに感染が確認された社員が勤務していた場所の消毒を行ったほか、濃厚接触者にあたる社員を自宅に待機させているということです。

男性は、駅の利用客と接する機会がありましたが、マスクを着用し、こまめに手を洗うなど感染防止策をとっていたため、保健所からは「利用客の感染リスクは低い」と言われているということです。

小田急電鉄は「保健所などと連携し、感染症予防対策の強化と徹底に努めます」としています。