入券で買えるマスク」
福井県内に 24日から販売

全国的にマスクの品薄状態が続くなか福井県が県内の全世帯にマスクを買うことができる購入券を23日から郵送するのを前に、福井市にある卸売り業者の配送センターには最初に店頭に並ぶマスクが到着しました。

福井県は、すべての世帯に行き届くよう1箱50枚入りのマスク42万箱を独自に確保し、1世帯あたり2箱まで買うことができる購入券を23日から順次、郵送します。

これを前に22日朝、福井市南居町にある卸売り業者の配送センターには中国で生産されたマスクおよそ1万3000箱が到着し荷降ろしの作業が行われました。

マスクの販売は24日から県内に64店舗あるドラッグストア「ゲンキー」で始まり、購入券を持参すれば、税込みで1箱2350円で買うことができます。

福井県によりますと、販売初日には品薄になる店舗もでるとみられるものの今月末には大量に入荷を見込んでいるため慌てずに時期をずらして購入するよう呼びかけています。

福井県産業労働部の吉川幸文部長は「マスクは十分な数が確保されているので、あわてずに冷静に購入してほしい」と話していました。