徳島市長選 新人の
内藤佐和子氏が初当選

現職と新人の2人の争いとなった徳島市長選挙は、まちづくり団体代表の内藤佐和子氏が2期目を目指した現職を破って、初めての当選を果たしました。内藤氏は、36歳で、全国のこれまでの女性市長の中で、最も若い市長となります。
徳島市長選挙の結果です。
▽内藤佐和子、無所属・新。当選。4万1247票。
▽遠藤彰良、無所属・現。3万9248票。
新人の内藤氏が、2期目を目指した現職の遠藤氏を破って、初めての当選を果たしました。
内藤氏は徳島市出身の36歳。東京大学在学中に難病を発症し、その体験をつづった本が話題を集めました。その後、地元のまちづくり団体で代表として活動し、今回、徳島市長選挙に初めて立候補しました。
今回の選挙は、自民党内で支持が分かれる保守分裂の選挙戦となりました。
内藤氏は、「街を二分するような戦いになったが、両陣営ともに徳島を愛する心はひとつだと思う。ワンチームになってみんなで前に進めるようにしていきたい。新型コロナウイルスで世界中に閉塞感があるが、県・市・国が協調して、対策も進めていきたい」と述べました。
内藤氏は、全国のこれまでの女性市長の中で、最も若い市長となります。