ージス配備 東北での
調査期間延長へ 防衛省

新型迎撃ミサイルシステム「イージス・アショア」の配備をめぐり、防衛省はずさんな調査を受けて東北地方で進めている再調査について、天候不良で遅れが出たとして、調査の期間を来月下旬まで、1か月余り延長する方針を固めました。

新型迎撃ミサイルシステム「イージス・アショア」の配備計画をめぐり、政府は秋田市にある陸上自衛隊新屋演習場を候補地の1つとして示しましたが、ずさんな調査を受けて、この演習場を含む東北の20か所の国有地で再調査を進めています。

この調査のうち、候補地の地形を把握するための航空機を使った測量で、天候不良による遅れが出たなどとして、防衛省は当初今月20日までとしていた再調査の期間を1か月余り延長し、来月下旬までとする方針を固めました。

配備の候補地について、防衛省は「住宅地などからの距離を重要な要素として考慮し、新屋演習場を含め、ゼロベースで検討する」としていて、再調査の結果を踏まえて最終的に判断することにしています。