曽根元首相に最高位の
勲章 授与へ 戦後3人目

政府は27日の閣議で、先月亡くなった、中曽根康弘元総理大臣に対し、これまでの功績をたたえて、最高位の勲章である「大勲位菊花章頸飾(きっかしょうけいしょく)」を授与することを決めました。この勲章の受章は、戦後3人目となります。

政府は27日の閣議で、先月29日に101歳で亡くなった中曽根元総理大臣に対し、これまでの功績をたたえて「大勲位菊花章頸飾」を授与することを決めました。

日本の勲章のうち、唯一首飾りの形状となる大勲位菊花章頸飾は、勲章の最高位にあたるもので、天皇陛下が即位に伴う儀式で身につけられました。

戦後では、外国元首を除くとこれまでに、吉田茂元総理大臣、佐藤栄作元総理大臣が受章しており、中曽根氏で3人目となります。