野清 元衆院議員 死去
建設大臣など歴任

建設大臣や自民党の総務会長などを歴任した水野清元衆議院議員が今月28日、老衰のため東京都内で亡くなりました。94歳でした。

水野氏は、東北大学を卒業後、NHKの記者を経て、昭和42年の衆議院選挙に立候補して初当選し、通算で9回当選しました。

この間、第2次中曽根内閣の建設大臣として初入閣し、総務庁長官や、自民党の総務会長を務めるなど、政府や自民党の要職を歴任しました。

水野氏は、平成8年の衆議院選挙に立候補しませんでしたが、その後も橋本内閣で行政改革担当の総理大臣補佐官に就任して省庁再編の実現に力を尽くしました。

また小泉内閣に対し道路公団や郵政事業の民営化などについて積極的に提言を行うなど、行政改革の推進に精力的に取り組みました。