設の出入国在留管理庁
初代長官に女性起用

来月設置される「出入国在留管理庁」の初代の長官に、今の法務省入国管理局長の女性が起用されることになりました。

外国人材の受け入れが来月拡大されるのに合わせて、外国人の出入国管理などを厳格に行うため、今の法務省入国管理局を格上げする形で、出入国在留管理庁が設置されます。

初代の長官には今の入国管理局の佐々木聖子局長が起用されることになりました。

佐々木局長は、昭和60年に法務省に入り、入国在留課長などを経てことし1月に入国管理局長に起用され、外国人の入国管理業務に長く携わってきました。

また出入国在留管理庁の設置に伴い、全国8か所にある地方の入国管理局も「出入国在留管理局」に名称が変更されます。

出入国在留管理庁は、今の入国管理局をおよそ560人増員して、全国5400人余りの体制で業務に当たることになります。