阪市長選に柳本顕氏を
擁立へ 自民

大阪府の松井知事と大阪市の吉村市長が辞職願を提出したことに伴う来月の大阪市長選挙に、自民党は、元大阪市議会議員の柳本顕氏を擁立する方針を固めました。

いわゆる「大阪都構想」の実現に向け、大阪維新の会の代表を務める大阪府の松井知事と、大阪市の吉村市長は、選挙で改めて民意の後押しを得たいとして、先週、辞職願を提出し、来月7日に行われる市長選挙には、松井氏が、知事選挙には、吉村氏が立候補することにしています。

これに対し、自民党は、知事選挙に、元大阪府副知事の小西禎一氏を擁立することを決め、市長選挙の候補者についても調整を進めた結果、元大阪市議会議員の柳本顕氏を擁立する方針を固めました。

柳本氏は、ことし夏の参議院選挙で大阪選挙区に、自民党から立候補することが決まっていました。

自民党は15日にも、柳本氏の擁立を正式に決定するとともに、大阪維新の会に批判的な勢力を結集するため、今後、公明党などに支援を要請することにしています