崎県知事選 現職の
河野俊嗣氏 3回目の当選

現職と新人の2人の争いとなった宮崎県知事選挙は23日に投票が行われ、現職の河野俊嗣氏が3回目の当選を果たしました。

宮崎県知事選挙の結果です。

▼河野俊嗣(無所属・現)当選 27万9566票
▼松本隆(無所属・新)2万7883票

自民党、立憲民主党、国民民主党、公明党、希望の党、社民党が推薦した現職の河野氏が、共産党が推薦した新人の松本氏を抑え、3回目の当選を果たしました。

河野氏は広島県出身の54歳。昭和63年に旧自治省に入り、宮崎県の総務部長や副知事を経て、前々回(平成22年)の知事選挙で初当選し、これまで2期、知事を務めました。

今回の選挙戦で、河野氏は、口てい疫によって大きな被害を受けた畜産業などを復興させたことや、交通インフラを充実させたことなどの実績を強調したうえで、人口減少や若者の県外流出への対策として、雇用の確保や子育て環境の整備などを進めると訴えました。

河野氏は「人口減少や担い手不足が最大の課題の1つと考えており、若い世代が安心して働き、子どもを生み育てることができる環境を作りたい」と述べました。

投票率は33.90%と、過去最低となりました。