賀県知事選 山口祥義氏
2回目の当選

現職と新人の2人の争いとなった佐賀県知事選挙は16日投票が行われ、現職の山口祥義氏が2回目の当選を果たしました。

佐賀県知事選挙の結果です。

▽山口祥義、無所属・現、当選。19万9670票。
▽今田真人、無所属・新、3万6174票。

自民党と公明党が推薦した現職の山口氏が、共産党が推薦した新人の今田氏を破り、2回目の当選を果たしました。

山口氏は埼玉県出身の53歳。平成元年に旧自治省に入り、長崎県の総務部長や総務省の過疎対策室長などを経て、前回・平成27年1月の知事選挙で、自民・公明両党が推薦した候補らを破って初当選しました。

今回の選挙では、前回争った自民・公明両党から推薦を受け、佐賀の魅力の掘り起こしと発信に努めることや、教育や医療体制の充実、それに子育てをサポートする環境整備の推進などを訴えました。

山口氏は「佐賀県をさらによくしたいという強い気持ちで、新たな航海に旅立っていきたい」と述べました。

投票率は35.26%で、これまでで最も低かった前回の選挙を20ポイント近く下回り、過去最低となりました。