イベントは終了しました
NHKとオーストリア・リンツ市に拠点を
置く
メディア・アートの世界的な研究機関
アルスエレクトロニカ・フューチャーラボ
との企画展。
8Kの極めて高い解像度と臨場感を駆使することで、今まで体験することができなかったディテールを可視化し、新たな知識や気づきを提供したり、共感を生み出す表現が可能になりました。
先進的な科学者やアーティストは、この技術を用いて様々な視覚体験に挑戦しています。
私たちに新たな情報を提供してくれるだけでなく、世界で今起きている重要なトピックや課題にも気づかせてくれ、さらに、8Kの極めてリアルな空間において、自然や環境、そして人々の記憶や物語を体験すると、その人と空間を共有しているかのような心のつながりも生まれます。
新たな世界を可視化し、人々の心、そして社会と共鳴するメディア、8Kビジュアライゼーションの可能性を体感ください。
- アルスエレクトロニカ・フューチャーラボ
- オーストリアのリンツ市に拠点を置くメディア・アートの文化機関 アルスエレクトロニカのR&D機関です。1996年からアート、テクノロジー、社会についての研究開発を進め、人工知能、ロボット工学、メディア建築、インタラクティブ技術、新しい美学やスウォーム・インテリジェンスなど最先端領域に着目し、まだ見ぬ未来へのシナリオを実験的に具現化してきました。その最先端研究の成果を社会に向けて発信し、未来についての議論を深める活動を展開しています。
主なイベント内容
- Open (8Kは「心を開かせる」)
- 電子顕微鏡で覗いたような極小の粒、極大な群の世界をインタラクティブに楽しめる日本の若手アーティストによる8Kの作品と、私たちの周りをまわる人工衛星や宇宙ゴミの軌道を詩的に描いたドイツのアーティストグループの8Kの作品を展示します。
- Aware (8Kは「気づきをもたらす」)
- 新型コロナウイルスの感染拡大のビッグデータを8Kで詳細に可視化したインタラクティブのコンテンツや、細胞内でウイルスが増殖する様子を世界で初めて8Kでとらえた映像、富士山の地形を8K赤色立体地図で可視化した防災研究、国際宇宙ステーション(ISS)から8Kで撮影した台風の目の立体構造の観察、そしてロサンゼルスを拠点とするアーティストによる、ISSから送られてきた120万枚の地表の画像をもとに、AIを駆使して作成した幻想的な絵画の8K動画作品を展示します。
- Empathy (8Kは「心を動かす」)
- 8Kモニター6台を使ったインスタレーションの展示。東日本大震災を経験した三人が紡ぐ言葉を軸に、被災した方々の思いに寄り添いながら、震災そして未来に続いていく人の営みを見つめます。
