- 増田師範の作品
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ゴロゴロ
している旦那の元へ
ゴロゴロ
嫁のカミナリ近づく
ゴロゴロ
している旦那の元へ
ゴロゴロ
嫁のカミナリ近づく
ゴロゴロ
キャリーバッグを引きずって
我が物顔のコンコース
いろんな人とぶつかって
タイヤも心も傷んでいく
ゴロゴロ
と
雷様が思案中
今年の秋は
いつごろに、しようか
ゴロゴロの里芋が郷から届き
あつあつの豚汁をこしらえた
つやつやの新米も炊きあげて
ばくばくと皆で食らったその
そこそこの幸を秋はみていた
ゴロゴロ
お腹がなりはじめた
大事な会議がもうすぐなのに
トイレに行くべきか
薬を飲むべきか・・・
ゴロゴロの肉と野菜・・
具を小さくしてもっとオシャレなのを作って
・・と言ったのにいつも同じ
ゴロゴロカレー また作ったよ
亡母(はは)は怒ってるかな?こんなお供え物・・
ゴロゴロ
太陽の子
元気いっぱい お昼寝中
猫が添い寝で
犬の字に。
ゴロゴロ休日
何をするわけでもない
特別で大切な時間
楽しい時間は
あっという間
ゴロゴロと朝から
うす暗い部屋の窓際で
そよ風がカーテンをなびくと
入り込んでくる太陽の光や鳥の声
ここが僕の心の拠り所
ゴロゴロ テレビのチャンネルをパチパチ
お盆休みだから ゆっくりしてて
夏休みだから OKよ
でも、これが毎日になったら ワタシ
カミナリ落としちゃうかも
ゴロゴロ砂に転がされ
顔に擦り剥き汗まみれ
ぶつかり稽古の若者の
瞳に光る綱の夢