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創薬ベンチャーなどコロナ国産ワクチン臨床試験開始 国内5社目(2021/10/18)

2021.10.18

新型コロナウイルスの「mRNAワクチン」について、これまでよりも少ない投与量で同等の効果が期待できる新しいタイプのワクチンの国内での臨床試験を始めたと開発を進める日本の創薬ベンチャーなどが発表しました。

これは、開発を進める創薬ベンチャー「VLPセラピューティクス・ジャパン」などが会見を開いて発表しました。

このワクチンは、ファイザーやモデルナのワクチンと同様、遺伝情報を伝える「mRNA」と呼ばれる物質を使っていますが、投与すると一定の期間だけ体内で「mRNA」が増殖する新しい仕組みを使っていて、少ない投与量でも十分な効果が期待できるということです。

会社によりますと、10月12日から大分大学医学部附属病院で実際に人に投与する初期段階の臨床試験を始めたということです。

臨床試験は45人が対象で、投与量が異なる3つのグループと偽の薬を投与するグループに分けて安全性や有効性などを確認するということで、来年中の実用化を目指すということです。

新型コロナウイルスの国産のワクチンの臨床試験が国内で始まるのは5社目になります。

開発者でVLPセラピューティクス・ジャパンの赤畑渉代表は「メードインジャパンのワクチンを待ち望む人は、国内に限らず、海外にも多くいると思う。私たちの開発するワクチンを届けたい」と話していました。