みんなの防災
飲料水の備蓄
大きな地震が起きると断水する恐れがあります。このため、日頃から家庭で飲み水を蓄えておく必要があります。
ひとが生きていくためには一人一日およそ3リットルの水が必要だと言われています。家庭では、最低3日分の飲み水を用意しておくとよいでしょう。
ただし、大規模災害の場合は、「1週間分」の備蓄が望ましいとされています。浄水場が被害を受けたり、水道管が破損したりするほか、物流がまひして、ペットボトルの供給さえ滞るためです。
給水車が水を配るようになっても、その数は、限られています。長時間、列をなして並ぶことは、だれにとっても負担になります。混乱を軽減するためにも、家庭での備えを進めてください。
マンションの場合、停電することによって屋内の水道が使えなくなることがあります。また、自然豊かな地域であっても、災害のあとは、井戸が枯れたり、湧き水がにごったりする被害も報告されています。
住まいの状況にかかわらず飲み水の備蓄は、必須です。
一度多めに買いそろえてから、使った分をすぐに買いたす「ローリングストック」を実践しましょう。