みんなの防災

家族の連絡

平日の昼間など、家族が勤め先や学校に行っている時に地震が起きたらどうするか、家族で話し合って決めておきましょう。

大きな地震が起きると、電車やバスなどの交通機関は止まり、電話もかかりにくくなります。
インターネットが使えなくなることも想定して、互いに連絡が取れなくても大丈夫なように準備しておくとよいでしょう。

家族が帰宅するのを家で待ち続けていると、余震や火災、津波や土砂災害に巻き込まれ、逃げ遅れてしまうおそれがあります。

そこでまず、あらかじめ安全性の高い避難先を決め、必ずその場所で合流するよう、家族でルールを作っておきます。

避難先は、すぐに混雑することが考えられますので、「小学校の体育館か、運動場にある鉄棒のそば」など、具体的に想定して
おくことをお勧めします。そしてふだんから、散歩するときなどに家族で確認し合っておきます。

なお、被災地の外にいる人のほうが、連絡がとりやすくなる可能性があります。
離れた場所にいる親戚や知人を介して、安否確認の情報を共有するのもひとつです。

こうした備えを、ぜひ地域や職場でも広めてください。