みんなの防災

情報をどう得る?

災害が発生すると、命を守るためには、被害の状況、交通手段やライフラインの復旧状況、避難所の状況、家族の安否確認など、正確な情報を迅速に収集することが必要です。

災害時に役立つ主な情報収集の手段としては、テレビ、ラジオ、電話、インターネット、地域の防災無線などがあげられます。停電するとテレビが視聴できなくなりますが、ワンセグやインターネットを通して、テレビの情報を得ることも可能です。今のうちに使い方に慣れておくと便利です。

避難所には、「蓄電池式のテレビ」を設置しておけば、停電してから2時間程度は視聴することもできます。
またNHKでは、テレビやラジオのほか、無料の「NHKニュース・防災アプリ」で最新のニュースや災害情報を伝えています。ぜひ、いまのうちにダウンロードしておいてください。

災害時には、様々な情報が飛び交います。誤った情報や古い情報には、注意するようにしてください。
SNS=ソーシャル・ネットワーキング・サービスをよく使う若い人は、インターネット上のデマに惑わされがちです。一方、ふだん、SNSを使わない高齢者のなかには、リアルタイムで情報を得ることが苦手な人もいます。家庭や地域で、世代を超えた情報共有を行えば、こうした問題を同時に軽減できる場合があります。
災害時、情報に関して「孤立」している人がいないか、ぜひ、みんなで確かめ合ってください。