みんなの防災

グラっときたら(家)

地震が起きたら、とっさに、何をすればいいのか。発生直後の心構えと基本的な行動について考えてみましょう。

グラッときたら、すぐに身の安全をはかります。アメリカ発祥の訓練では、「Drop(ドロップ/姿勢を低く)、「Cover(カバー/頭を守って)、「Hold on(ホールド・オン/じっと待つ)」の合言葉で覚えます。

ドロップ。
姿勢を低くしたほうが、重心が低くなり、自分が転倒するのを防ぐことができます。

カバー。
上から落ちてくるもの、倒れてくるものに注意してからだ、特に、頭を守ります。丈夫なテーブルの下などにもぐるか、座布団や枕などで頭を
保護します。お店であれば、買い物かご、登校中であれば、カバンやランドセルなどを使います。

そして、ホールド・オン。
揺れがおさまるのを、じっと待ちます。このとき、まわりの人と声を掛け合うようにしましょう。
強い揺れが数十秒も続くようであれば津波が来ることを心配しなければなりません。すぐに避難を始めるための、心の準備をしてください。