みんなの防災

揺れがおさまったら

地震の揺れがおさまったら、心の動揺もしずめます。自分がどんな場所にいるかによって、次にとるべき行動が変わります。

海に近く、津波が到達するまでの時間的な猶予がないようであれば、すぐに避難をはじめてください。

それ以外の場合、無事だった人が、われ先に避難所に急ごうとすると、助かる命も助からなくなってしまいます。
被害の拡大を防ぐため、余力がある人は「消火」と「救助」に手を貸すようにしてください。

まず、近隣の様子を確認します。火災が発生していたら、初期消火を手伝います。閉じ込められて助けを求めている人がいたら、人手を集めて、
協力し合って救助活動を行います。

声がしなくても、家の中で倒れた家具に挟まれるなどして危機に陥っている人がいるかもしれません。周りの人と情報を持ち寄り、見過ごしている人がいないか、確認し合いましょう。

誰もが地域防災の担い手であること、自分自身にもできることがあるということを、忘れないでください。