やまとの季節

2021年01月13日 (水)

やまとの季節 七十二候「滝 音までも凍る」

「ならナビ」1月13日放送予定 

映像作家・保山耕一さんが、NHK奈良放送局「ならナビ」に、「やまとの季節 七十二候」をテーマとした極上の映像詩を届けてくれています。音楽は、スペインで活躍するピアニスト・川上ミネさんが、奈良で100年近くの時を刻んできたピアノで、オリジナル楽曲を奏でています。

 

やまとの季節七十二候「滝 音までも凍る」 小寒


保山耕一

世界遺産などの撮影で活躍してきたフリーTVカメラマン。「奈良には365の季節がある」をテーマに奈良県各地で日々、奈良の空や光、花、月、寺、などを撮影し、SNS発表・上映会を続けている。

川上ミネ

スペインと京都を拠点に活動しているピアニスト・作曲家。「ラジオ深夜便・ピアノが奏でる七十二候」、Eテレ「やまと尼寺精進日記」などの音楽を手がけている。春日大社奉納演奏会を機に保山氏と出会い、「こころの時代」でコラボレーション。2019年秋から、「やまとの季節 七十二候」の新たな作曲・演奏をスタート。

奈良県立桜井高等学校・100年ピアノ

桜井高校の100年ピアノは、高等女学校時代の1924年(大正13年)に開校20周年記念として購入された輸入ピアノのスタインウェイ社製です。学校の正面右手にたたずむ趣のある講堂に置かれ、卒業式などの式典で演奏されてきました。いつしか、ピアノは講堂から音楽室にうつされ、その後、音楽準備室の片隅で半ば忘れられたように眠っていました。平成22(2010)年、再発見されたピアノをもう一度よみがえらせようと、同窓会や学校が中心となった復活プロジェクト実行委員会が設置され、2012年2月に無事修復を終えたピアノは、かつて置かれていた講堂に戻され、ふたたび美しい音色を奏でるようになりました。




七十二候 について

七十二候(しちじゅうにこう)は、古代の中国で生まれました。立春、夏至、秋分…などで知られる二十四節気(にじゅうしせっき)を、さらに約5日ずつの3つに分けて、季節の移り変わりを感じる名前がつけられています。日本では、江戸時代の「本朝七十二候」、明治時代の「略本歴」など、いくつかの異なる七十二候が作られてきました。

「やまとの季節 七十二候」では、保山さんが記録してきた奈良県各地の映像から、いまの「やまと」の暮らしの中で、季節のうつろいを実感できる映像を選び出し、オリジナルの名前を添えて紹介しています。奈良を愛する方々に…これから奈良に出会うであろうすべての方々に…こころを込めてお届けしています。 


【お知らせ】みなさまから心のこもったコメント投稿を数多くいただき、誠にありがとうございます。担当者一同、こころの励みとさせていただいております。関西ブログの投稿管理は、新しい記事の準備~公開作業とあわせて行っております。原則的には「新記事公開日に、前週投稿いただいたコメントをまとめて公開する」という運用です。その週のうちに公開できることもあるのですが、普段はお待たせしてしまうことが多いかと思います。どうかご理解のうえ、新しい記事公開とあわせてお楽しみいただければ幸いです。今後とも、どうぞよろしくお願い申し上げます。

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■ コメント(18)
  • 堀尾岳行

    2021年01月13日 13時20分

    桃尾の滝のしぶき氷が美しい。
    落ち行く水に虹かかり、氷の裏に流れる水も美しい。
    氷柱の先から落ちる雫もまた。
    石仏もご覧になられて、祈りの滝の風景。
    水と氷が織り成す風景がこれほどに美しいとは。
    川上ミネさん奏でるピアノが低く音までも凍る滝を表しています。
    保山さん、水と氷のマジック堪能させて頂きました、ありがとうございました。
    NHKさんへお願いです。ぜひこの感動の映像を全国の方へお届け下さい。

  • 安藤憲一郎

    2021年01月13日 20時52分

    この番組を毎週楽しみにしています。奈良の知っているはずの所なのに初めて見るような映像ばかり。撮影された方のセンスに感心します。今回の滝も「えっ、そんな見方があったのか」と驚かされました。
    本当に綺麗です。こんな綺麗な奈良を是非全国の方にも見てほしい。
    私もパソコンで見ています。大きな画面で見たいので地上波の全国放送をお願いします。

  • 井元路子

    2021年01月13日 22時59分

    滝に虹が、その次の瞬間ピアノの音が題名通り凍り付きそうな音でびっくりしました。そして綺麗な氷につらら、ここ二三日の冷え込みにぴったりでした。いままでの72候の中で味わったことのない風景と音有難うございました。毎日不安の中、こんな素晴らしい2分を与えて下さりNHKに感謝しております。本当にありがとうございます。

  • 田谷 淳

    2021年01月13日 23時08分

    大正時代の奇跡のスタインウェイ。その響きは時代を軽々と越えて令和3年に生きる我々の胸を打つ。水しぶきの一滴一滴、一雫一雫に、川上ミネ渾身の一音一音が溶け込んでゆく。真冬の清冽で冷たい水音。森閑とした山の冷気。視聴するだけで、体温が奪われそうだ。今夜はバターをひとかけら落として、ホットラムにしよう。

  • 辻由美子

    2021年01月14日 00時22分

    凍てつく極寒の滝にドラマチックなピアノの響き‥まさに水と氷と光の饗宴。
    究極の芸術的な映像に息を飲みます。桃尾の滝に落ちる水しぶきに‥希望の光が差して祈りとなります。和かな表情のお地蔵さまと水の雫が心温まりました。

  • 2021年01月14日 00時41分

    『滝 音までも凍る』
    今年は年頭から厳しい寒波に見舞われ、奈良市内も久しぶりの積雪ですね。
    桃尾の滝はうっそうとした谷に雪や氷で閉ざされている。
    滝の流れはお祀りされている白龍に変身され、川を下ってゆかれる。日の光がさしこみ白龍は虹色に。
    滝の飛沫が氷結し しぶき氷になる。そして岩肌に張りつき表情を変えキラキラ美しく輝く。
    ミネさんのピアノは震えるほどの冷たい水音を聞かせていただきました。
    保山さん厳寒のなかありがとうございました。
    七十二候がずっとずっと続きますようよろしくお願いいたします。

  • 青井三保子

    2021年01月14日 17時56分

    天理市街地から10分位のところにある、桃尾の滝。
    こんなに身近にあってもなかなか行けないもの。
    どうしても見てみたいの思いに駆られ行ってみた。

    保山さんが撮れば、神秘的で言葉もない!
    虹が滝を、より美しい氷の芸術作品に変える。
    太陽が・・・滝が飛沫をあげ虹に変える。
    光と氷と雪。あらためて美しさに感動!!
    ありがとうございました。
    たくさんの方達に見てほしいと思うし、出かけてほしいなと思いました。
    広く、県外でも見れるとうれしいです。

  • しがけんみん

    2021年01月14日 18時59分

    水から広がる美しさを素晴らしく表現されている映像とピアノの音に共感と感動をおぼえました。ありがとうございました。

  • 葛井 康子

    2021年01月14日 20時23分

    保山さんの映像詩、毎回楽しみにしています。
    虹色に輝く滝の水飛沫。流れる水の横ではキラキラ光る粒氷。瞬く間に二分間が過ぎてしまいました。
    全国何処でも観ることが出来るように、総合テレビで放送お願いいたします。

  • 佐々木美保子

    2021年01月15日 12時05分

    凛として厳かな滝の流れ、陽の光を受け虹色に輝く様子が美しい。氷柱から落ちる水滴も虹色を写し出し見入ってしまいます。激しく落ちて行く滝のしぶき、氷の裏に流れる水の様子、紅葉の最後の一葉、全ての映像が強く心に響き語りかけてくれます。
    そして石のお地蔵様の慈悲深いお顔に和みます。
    いつも素晴らしい感動をありがとうございます。毎回心の扉をノックしていただいて、多くの感情が沸き上がり豊かな時間をいただいています。
    できればテレビの大きな画面で見せていただきたいので、放送範囲を広げてください。

  • 神田雪子

    2021年01月15日 13時00分

    滝に架かる虹、しぶき氷の裏を伝わる流れ、流れ落ちて来るしぶき、凍り始めた滝の静かな営みの力強さと美しさをいを味わせて頂きました。素晴らしいです。
    忙しく慌ただしい毎日、季節の移ろいを感じることも少ない中ふっと足を止めて考えさせられて癒やされるこのコーナー…。心が深呼吸する大切な時間です。ぜひとも全国放送とこのコーナーの継続を強く希望します!
    よろしくお願いします!

  • 坂井節子

    2021年01月15日 19時50分

     ゴツゴツとした岩肌に打ち付ける桃尾の滝の豊かな水量。摩崖仏 如意輪観音様に見守られた行場にほとばしる水しぶき。虹は白龍の化身か しずくの中にも彩が映り込む。石仏様のなんとも言えないお優しい表情に凍えそうな心がほっと温かくなりました。

  • 野尻恭子

    2021年01月15日 23時48分

    「滝 音までも凍る」
    一番寒い時期の奈良。保山さんの水の映像は桃尾の滝でしたね。
    凍りつく水と流れる水がそれぞれの動きをもち、光を受けて虹となり雫となる。
    水も生きている。
    大切なことをひっそりとした祈りの場から学んだ気がします。
    いつもこの番組を楽しみにしています。どうか長く続きますように。

  • 釘谷洋子

    2021年01月16日 01時49分

    水の鼓動が伝わってきました。水飛沫、黒々とした岩、氷瀑の輝き、虹、氷の下を血液のように流れる水、ミネさんのピアノ、どれも力強い。生きている。
    厳冬の静かな山の中に、こんなに美しい景色があるのですね。身が引き締まりました。

  • 高橋尚子

    2021年01月16日 18時26分

    水と氷を肌に感じ、自分が滝に打たれているような錯覚さえ覚えました。こたつに入ったままの禊なんて言語道断の話ですが。氷の滴が美しい。奈良は神仏を大事に守っている所がたくさんあっていいです。凍える寒さのなかの撮影ありがとうございます。どうぞ体温めてください。
    このシリーズが日本中に届けられる日が来ることを祈っています。

  • 工藤美千代

    2021年01月17日 11時17分

    清冽な水、雫、流れ。そして保山さんの在るところには虹が現れますね。川上さんの音色も清らかです。厳しい季節のなかでの映像詩、ありがとうございます。

  • 松元智恵子

    2021年01月18日 01時49分

    神聖な領域。水が清く勢いよくしぶきをあげる。幻想的な虹が美しい。氷柱から落ちる雫。長く伸びた氷柱。滝が凍る。音が凍る。ミネさんのピアノが凍りつく様を、流れる水を奏でてくれる。寒い中での撮影ありがとうございます。全国放送で拝見したいです。まだまだ移りゆく美しい奈良の映像詩を見続けたいです。

  • 荒木礼子

    2021年01月18日 09時47分

    今週のやまとの季節の場所は布留川上流の桃尾の滝。
    清冽な滝の音。一瞬で気持ちがひきしまりました。
    ミネさんの荘厳なピアノもここが神域だということを見事に表している。極寒の様々な水の姿に今日も魅了され、たった二分の映像なのに深く心に残りました。
     いつも一年でその日だけしか撮れない素晴らしい奈良の映像を私達におくり届けてくれる保山さん。彼の映像が私達の心をなごませてくれるのは彼の撮るやまとの山川草木に日本人の記憶が、その長い長い歴史の中で集積しているからではないかと思います。
    どうかテレビでの放送域を広げ、もっと多くの方が「やまとの季節」を見られるようにして是非放送を続けてください。