やまとの季節

2020年12月16日 (水)

やまとの季節 七十二候「霜の華ひらく」

「ならナビ」12月16日放送予定 

映像作家・保山耕一さんが、NHK奈良放送局「ならナビ」に、「やまとの季節 七十二候」をテーマとした極上の映像詩を届けてくれています。音楽は、スペインで活躍するピアニスト・川上ミネさんが、奈良で100年近くの時を刻んできたピアノで、オリジナル楽曲を奏でています。

 

やまとの季節七十二候「霜の華ひらく」 大雪


保山耕一

世界遺産などの撮影で活躍してきたフリーTVカメラマン。「奈良には365の季節がある」をテーマに奈良県各地で日々、奈良の空や光、花、月、寺、などを撮影し、SNS発表・上映会を続けている。

川上ミネ

スペインと京都を拠点に活動しているピアニスト・作曲家。「ラジオ深夜便・ピアノが奏でる七十二候」、Eテレ「やまと尼寺精進日記」などの音楽を手がけている。春日大社奉納演奏会を機に保山氏と出会い、「こころの時代」でコラボレーション。2019年秋から、「やまとの季節 七十二候」の新たな作曲・演奏をスタート。

奈良県立桜井高等学校・100年ピアノ

桜井高校の100年ピアノは、高等女学校時代の1924年(大正13年)に開校20周年記念として購入された輸入ピアノのスタインウェイ社製です。学校の正面右手にたたずむ趣のある講堂に置かれ、卒業式などの式典で演奏されてきました。いつしか、ピアノは講堂から音楽室にうつされ、その後、音楽準備室の片隅で半ば忘れられたように眠っていました。平成22(2010)年、再発見されたピアノをもう一度よみがえらせようと、同窓会や学校が中心となった復活プロジェクト実行委員会が設置され、2012年2月に無事修復を終えたピアノは、かつて置かれていた講堂に戻され、ふたたび美しい音色を奏でるようになりました。




七十二候 について

七十二候(しちじゅうにこう)は、古代の中国で生まれました。立春、夏至、秋分…などで知られる二十四節気(にじゅうしせっき)を、さらに約5日ずつの3つに分けて、季節の移り変わりを感じる名前がつけられています。日本では、江戸時代の「本朝七十二候」、明治時代の「略本歴」など、いくつかの異なる七十二候が作られてきました。

「やまとの季節 七十二候」では、保山さんが記録してきた奈良県各地の映像から、いまの「やまと」の暮らしの中で、季節のうつろいを実感できる映像を選び出し、オリジナルの名前を添えて紹介しています。奈良を愛する方々に…これから奈良に出会うであろうすべての方々に…こころを込めてお届けしています。 


【お知らせ】みなさまから心のこもったコメント投稿を数多くいただき、誠にありがとうございます。担当者一同、こころの励みとさせていただいております。関西ブログの投稿管理は、新しい記事の準備~公開作業とあわせて行っております。原則的には「新記事公開日に、前週投稿いただいたコメントをまとめて公開する」という運用です。その週のうちに公開できることもあるのですが、普段はお待たせしてしまうことが多いかと思います。どうかご理解のうえ、新しい記事公開とあわせてお楽しみいただければ幸いです。今後とも、どうぞよろしくお願い申し上げます。

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■ コメント(15)
  • 堀尾岳行

    2020年12月16日 14時53分

    明日香村、東の空が白み山影くっきりと。
    冷える曙時、稲株残る田んぼに霜降り、残り藁に霜の華咲く。
    東の空に朝焼けの雲浮かび、有明月流れ雲に薄く。
    オヘビイチゴやゲンゲの葉にも霜の華咲く
    日の出迎え、田んぼ輝き、ひと時の霜の華溶け朝露に。
    川上ミネさんのピアノが儚くも美しい霜の様子を奏でています。
    保山さん、素晴らしい動きのある霜の映像ありがとうございました。
    NHKさんへ、この感動を全国の方へお届け下さい、お願い致します。

  • 安藤憲一郎

    2020年12月16日 19時40分

    一見すべてのものが枯れ果ててしまったような里山に天から舞い降りてきた天使のような綺麗な霜柱。それが太陽の光を浴びるとまるで生きているかのように光り輝いて動いていく。こんなところにこんな綺麗なものが。保山さんの映像にはいつもびっくりさせられ、色々なものに気づかされます。このような映像を見るのはほとんどの人が初めてではないでしょうか。是非、全国放送でたくさんの人に見せてあげてください。

  • 葛井 康子

    2020年12月16日 20時50分

    待ち遠しかった保山さんの映像詩、先ほど観ました。
    2分間の映像詩、何度も繰り返し観ました。
    この様な素晴らしい映像詩、全国放送で全編観たく思っています。
    是非、縮小ではなく奈良で放映したものを全国放送してください。

  • 辻由美子

    2020年12月16日 21時10分

    散歩道で目に入った‥霜の降りた田んぼ。朝陽がだんだん登り‥
    田んぼ全体に輝きが増しました。川上ミネさんの奏でる調べで、保山さんの霜の華が開く映像‥そして朝露に変わる美しい光景がよみがえってきました。初冬の朝のひとときがキラキラ光るより鮮明な思い出に残り‥感動、感謝致します。

  • 2020年12月17日 14時28分


    『霜の華ひらく』
    厳寒が日本列島を包む季節、コロナ禍と共に、、、
    幼い頃は霜を踏み白い息で登校。今ではもう暖房の部屋にずっと居る始末で、実際に霜の華を懐かしく見ることもなくなりました。
    朝やけが始まる頃、藁や土は氷の結晶をまとい、朝日を浴びてきらきら輝く姿は見張るほど美しい。溶け出せば水の玉に変わり雫となっていく。
    草に降りた霜が砂糖菓子のようで可愛い。有明の月、薄く静かに沈んでいく。
    ミネさん、保山さん、明日香村の変わらぬ自然の姿をありがとうございました。
    七十二候、ずっと続くようお願いいたします

  • 坂井節子

    2020年12月17日 16時49分

    夜明け前の明日香村 日の出を待つ明けの明星。 キラキラとトゲを立てて凍えているのは稲のワラ? 休眠に入った田んぼやこんもり束ねたワラにも冷たそうな霜が輝く。

    朝焼けがやわらかな色を空に広げると 心なしかほっとした温もりが。
    ピアノの音は澄みわたり すじ雲の流れの中に有明の月が浮かぶ。やがて二重の光輪とともに陽が昇り 明日香の村に日差しが届く。
    最後の花の穂は何だろう! ティンカーベルの忘れもの? めっちゃ綺麗!!
    自然のなせる不思議な表情を 今日も美しい調べと共に見せて頂き有難うございました。

  • 青井三保子

    2020年12月17日 23時39分

    凍りつくような冷たい朝!霜の撮影に!
    正しく霜の花!なんと美しい!
    暖かい部屋でみせてもらい、申し訳ない。
    こんなにも繊細で美しいもの!
    ありがとうございます。

  • 荒木礼子

    2020年12月18日 16時42分

    やまとの季節に本格的な冬の到来。霜の降りた明日香村の夜明けの冷たさに心を覆われました。二分間のドラマにホッとする。ステキな時間をありがとうございます。
    この美しい映像詩をどうか全国に向け、これからも放送し続けてください。日本中の人みんなに見てもらい、わぁ綺麗やな〜と思ってもらいたいです。今だからこそ続けて貰いたいと、心からそう願っています。

  • 釘谷洋子

    2020年12月19日 01時53分

    夜明け前、田んぼに降りた霜は太陽の光を静かに待っていました。やがて日が登り始め、ひとつひとつの結晶に朝の光が注ぎ込まれます。霜はあたり一面銀色のみごとな華を咲かせました。そしてキラキラと輝きながらとけてゆきました。
    美しい朝の物語に心が洗われました。ステキな番組、これからも続けて下さいね。

  • 松元智恵子

    2020年12月19日 10時31分

    ピーンと澄みきった冷たい朝。稲が刈られた跡の田に霜が降る。赤みが指す前の空に傾く三日月。キラキラ輝く霜の華。柔らかな陽が届き霜の華が煌めく珠となる。鳥の囀ずり、冬の一日が始まる。縮め固まった体や心をほぐし今日も頑張るぞ!と力を頂きました。保山さんの映像詩とミネさんのピアノの音に癒されます。ありがとうございます。全国ネットのNHK総合で是非とも拝見したいです。

  • 佐々木美保子

    2020年12月20日 16時06分

    夜明け前、収穫の終わった田んぼに霜が降り寒々とした風景。やがて少しずつ空が白み始め、美しい朝焼けが。有明の月に流れる雲も美しい。
    日が昇りはじめると、眠っていた霜も嬉しくて踊りだすように少しずつ溶けていく。朝日を浴びた田んぼも輝き、霜はやがて溶けて雫になっていく。陽の光は凍てつく田畑も私達の心も温かく包み込み溶かしてくれる、自然の恵みに感謝の念が湧き出てきます。
    素晴らしい映像詩、自然界の織りなす美の世界に引き込まれ、大きな感動をいただきました。ありがとうございます。
    保山さんの映像と川上ミネさんの澄んだビアノの音にいつも豊かな時をいただき感謝しています。どうぞこの番組が長く続きますように、そしてテレビで見せていただけますように、と祈っています。よろしくお願い申し上げます。

  • Hisako

    2020年12月20日 17時26分

    お月様と保山さんだけが見ている霜の世界。きっと霜の華は夜明け前の一瞬の煌めきを見せているのだろうな。凛としたピアノの音色が美しい。真摯に自然と向き合っている人だけに開かれた世界だと思います。今週もありがとうございます。

  • kayoko.

    2020年12月22日 02時25分

    今年ももう、霜の降りる季節に。
    シンと締まる初冬の早朝。きれいな霜の花が、咲く。
    静かで清らかな空気、明日香はやまとを象徴する地。
    古から、時を経ても変わらぬその姿を、丁寧に丁寧に
    自然と対話しながら、粘り強く撮ってくださる。
    ピアノの調べは、映像の世界で五感をそそる。
    作者達のその豊かな感性に導かれ、私も忘れかけている
    日本の季節を思い出す。
    世が便利になるにつれ、不自由だった頃には感じれた自然、が失われた。街には、残骸もない。
    しかし、このコーナーで今の季節を感じさせてもらっている。貴重な番組。毎週楽しみにしています。
    ぜひ、全国の皆さんにも見てもらえますように。

  • 工藤美千代

    2020年12月22日 18時16分

    冬枯れの季節にも瑞々しい美があることを教えていただきました。人がまだ目覚める前、こんな情景が存在するとは。厳しい寒さの中、ありがとうございます。

  • 神田雪子

    2020年12月22日 22時29分

    夜明け前の大地は一面霜の華に覆い尽くされ、待ち望んだ陽射しに一瞬で露へと姿を変えて行く…。空には有明の月、雲の彩りも刻々と変わり、圧巻の朝陽が全てを包み込む…。そして、川上ミネさんの美しい旋律…。
    美しい…。古人が私の旁らに座り一緒に朝陽を浴びている気がしました。
    渾身の映像と美しいメロディーで紡がれる映像詩、このコーナーは私にとって心の止まり木、忙しい毎日の中自分を顧みる時間の入り口…。
    この素晴らしい奈良の映像詩をぜひとも沢山の方々に観て頂きたい!全国放送をお願いします!そして、ぜひとも継続をお願いします!!
    季節は巡っているけど、同じ時はありません。保山さんの映像はそれを教えてくれています…。