やまとの季節

2020年08月26日 (水)

やまとの季節 七十二候「散れば咲き咲けば散る百日の夏」

「ならナビ」8月26日放送予定 

映像作家・保山耕一さんが、NHK奈良放送局「ならナビ」に、「やまとの季節 七十二候」をテーマとした極上の映像詩を届けてくれています。音楽は、スペインで活躍するピアニスト・川上ミネさんが、奈良で100年近くの時を刻んできたピアノで、オリジナル楽曲を奏でています。 


やまと七十二候「散れば咲き咲けば散る百日の夏」 処暑


保山耕一

世界遺産などの撮影で活躍してきたフリーTVカメラマン。「奈良には365の季節がある」をテーマに奈良県各地で日々、奈良の空や光、花、月、寺、などを撮影し、SNS発表・上映会を続けている。

川上ミネ

スペインと京都を拠点に活動しているピアニスト・作曲家。「ラジオ深夜便・ピアノが奏でる七十二候」、Eテレ「やまと尼寺精進日記」などの音楽を手がけている。春日大社奉納演奏会を機に保山氏と出会い、「こころの時代」でコラボレーション。2019年秋から、「やまとの季節 七十二候」の新たな作曲・演奏をスタート。

奈良県立桜井高等学校・100年ピアノ

桜井高校の100年ピアノは、高等女学校時代の1924年(大正13年)に開校20周年記念として購入された輸入ピアノのスタインウェイ社製です。学校の正面右手にたたずむ趣のある講堂に置かれ、卒業式などの式典で演奏されてきました。いつしか、ピアノは講堂から音楽室にうつされ、その後、音楽準備室の片隅で半ば忘れられたように眠っていました。平成22(2010)年、再発見されたピアノをもう一度よみがえらせようと、同窓会や学校が中心となった復活プロジェクト実行委員会が設置され、2012年2月に無事修復を終えたピアノは、かつて置かれていた講堂に戻され、ふたたび美しい音色を奏でるようになりました。




 


七十二候 について

七十二候(しちじゅうにこう)は、古代の中国で生まれました。立春、夏至、秋分…などで知られる二十四節気(にじゅうしせっき)を、さらに約5日ずつの3つに分けて、季節の移り変わりを感じる名前がつけられています。日本では、江戸時代の「本朝七十二候」、明治時代の「略本歴」など、いくつかの異なる七十二候が作られてきました。

「やまとの季節 七十二候」では、保山さんが記録してきた奈良県各地の映像から、いまの「やまと」の暮らしの中で、季節のうつろいを実感できる映像を選び出し、オリジナルの名前を添えて紹介しています。奈良を愛する方々に…これから奈良に出会うであろうすべての方々に…こころを込めてお届けしています。 


【お知らせ】みなさまから心のこもったコメント投稿を数多くいただき、誠にありがとうございます。担当者一同、こころの励みとさせていただいております。関西ブログの投稿管理は、新しい記事の準備~公開作業とあわせて行っております。原則的には「新記事公開日に、前週投稿いただいたコメントをまとめて公開する」という運用です。その週のうちに公開できることもあるのですが、普段はお待たせしてしまうことが多いかと思います。どうかご理解のうえ、新しい記事公開とあわせてお楽しみいただければ幸いです。今後とも、どうぞよろしくお願い申し上げます。

■ コメント(17)
  • 堀尾岳行

    2020年08月26日 13時43分

    ツクツクボウシに始まりヒグラシで終わる百日紅を巡るの夏の一日。
    百日紅は初夏から秋まで百日間次から次へと咲き続ける夏の花。
    東大寺にはピンク色だけでなく白色、赤色もあっていいですね。
    流れの中に隠れるサワガニ、流れる百日紅の花びら。
    若草山の夕景、落日にゆったりとしたシカの姿は奈良の象徴。
    川上ミネさんのピアノが百日紅の花の様子を奏でているようです。
    保山さん、今回も奈良の夏の映像ありがとうございました。
    NHKさんへ、季節の移ろいを丁寧に写した素晴らしい映像を全国放送で
    是非放映お願い致します。

  • 安藤憲一郎

    2020年08月26日 19時19分

    まずシカが百日紅の花を食べようとしていたのに心を奪われてしまいました。そして天平の甍と夏を表す百日紅の花が悠久の調べを奏でているようです。今回も映像と音楽がマッチして目にも耳にも心地よい放送でした。ぜひ全国放送をお願いします。

  • Hisako

    2020年08月26日 19時22分

    光、風、大気、植物、生き物たち、映像と音すべてが、大いなる存在に見守られた調和にあるようです。涙がこぼれるほど美しい。
    神鹿に百日紅の花が降り注ぐ一瞬に注目されたのが、保山さんらしい優しい視点と思います。
    酷暑の中の撮影ありがとうございます。どうぞご自愛下さい。

  • 大浦なおみ

    2020年08月26日 20時26分

    いつも保山さんの映像には本当に心を癒されています。
    川上さんの素敵なピアノと共にもっとたくさんの方々にも見ていただきたいと思います。
    これからも、このような素敵な上質な映像を続けて欲しいと思っています。
    どうぞよろしくお願いします。

  • 島岡和代

    2020年08月26日 21時10分

    百日紅の花を「百日の夏」と…保山さん自称「詩人」本当になんてステキな命名なんでしょう。「散れば咲き 咲けば散る」冒頭の鹿が思い切り首を伸ばして花を食む。頭から降り注ぐ花たち。そして、食される。繰り返される季節の中のワンシーンに息を飲みました。奈良の鹿と百日紅の花。暑さを一瞬にして忘れさせてくれる水流。くるくると静かにそして華やかに紅白の花たちの舞い。サワガニも一役買って。何とも可愛らしいワルツが聞こえてくるようでした。何気無い奈良の夏の物語。全国の人たちにも是非見て欲しいと思います。全国放送へのリクエストします。よろしくお願いします。

  • 2020年08月26日 21時41分

    『散れば咲き咲けば散る百日の夏』
    百日紅は白、ピンク、紅と華やかに何処にでも元気に咲いている。背が高くて生命力旺盛みたい。
    お寺などによく咲いているのにゆっくり眺めることはありません、暑いせいですね、ごめんなさい。
    ツクツクボウシや入道雲や浮見堂によく似合うと思います。
    夕焼けの若草山で、鹿さんがゆったり草を食む姿はホッとします、好きな光景。
    つくづく秋が待たれます。

    『やまとの季節七十二候』総集編後半、放映よろしくお願いいたします。
    『やまとの季節』ホームページも開設していただき、ありがとうございます。
    スタッフの皆様、感謝しております。

  • 大井泰子

    2020年08月26日 22時01分

    やまとの季節七十ニ侯今回も素晴らしい映像でした。
    どうぞ全国の皆様に視て欲しい。
    日本の季節の移り変わりを感じて欲しい。
    川上ミネさんのピアノの音色と共に。
    よろしくお願い致します。

  • 釘谷洋子

    2020年08月27日 00時30分

    「散れば咲き 咲けば散る 百日の夏」
    ツクツクボウシの声、いつもと違う夏が終わろうとしています。ひと夏咲き続けた百日紅は何を感じたのでしょうか?水辺に散った紅や白の華奢なフリルが妖精のように踊っていますね。
    ミネさんのピアノも暑かった夏を惜しむように聞こえます。夏はしみじみ終わりますね。
    季節を十二分に感じさせてくれるこの番組が、長く続きますように。

  • 坂井節子

    2020年08月27日 09時01分

    夏百日という言葉を初めて知りました。保山さんのタイトルから学ぶこと多いです。
    高く上がる雲 直射に負けず競い合って咲くサルスベリ、まだまだ残暑は続きそうですネね。
    食欲旺盛な鹿さんたち。サルスベリは美味しいの?春にはサクラを食べていたよね。ごはんの後は木陰で休もうね!  
    せせらぎにクルクル回って水遊びする花いかだ。
    美しい日没の時、薄暮の鹿は何て絵になるんだろう! ようやく涼しさが戻ったとホッとします。
    この美しい奈良の風景を全国の皆様に七十二候のご挨拶としてお届けしたいです。残暑お見舞いのご挨拶のように。

  • 野尻恭子

    2020年08月28日 00時08分

    「散れば咲き 咲けば散る 百花の夏」
    東大寺と鹿と百日紅。暑い暑いと言いながら長く楽しんできたサルスベリも気付くともう終わりが近づいてきました。
    蝉の鳴き声も夕暮れの空の色も陽の落ちる速さもどんどん秋めいていますね。暑さが厳しくても、奈良の鹿や沢蟹は、いつものように元気そうで安心しました。
    奈良の夏の終わりもまた、奈良の景色は風情があって美しいですね。
    ミネさんのピアノと保山さんの映像にいつも癒されています。ありがとうございます

  • 工藤美千代

    2020年08月28日 18時24分

    鹿さんは百日紅のお花も好物なのですね。この時期には角のある鹿さんに会えるとわかり、来年こそは伺いたいです。大好きな奈良の風景をこうして見られて幸せな気持ちになります。ありがとうございます。

  • 荒木礼子

    2020年08月29日 11時41分

     今週のやまとの季節七十二侯、この暑さよ、もっと続け!とばかりにツクツクボウシが鳴き、積乱雲が湧き立つ昼下がり、春日大社の御神鹿の自然な表情がいつもながらとても微笑ましいです。
     ミネさんのピアノはこの暑さをものともせず鮮やかに咲きこぼれる百日紅の花を物憂げに揺らす風になったのでしょうか…水に散り落ちた花はまるで紅白の金平糖のような可愛らしさ。(こんぺいとうは踊ります!)
     後半、夕闇が静かにせまる頃、西の空をバックに若草山で反芻する鹿のシルエットがまた素敵ですね‥太陽が遠のき、雲の色が変わるにつれ、鹿たちの輪郭も少しずつ闇に溶けて‥
     この奈良の平和で神々しい雰囲気は世界じゅうどこを探しても比べるところがないぐらい独特なんだろうといつも思います。人の生活のすぐそばに祈りがあり、野生動物がいる。音楽が消えても奈良には場所自体にすでに美しいハーモニー、調和が奏でられているのだなと気づかされます。 
     七十二侯、これからも楽しみにしています。こんなときだからこそ、美しいやまとの季節を放送し続けてくださいね。

  • 佐々木美保子

    2020年08月30日 16時38分

    「散れば咲き、咲けば散る、百日の夏」美しい映像を今週もありがとうございます。いつもタイトルにも保山さんの感性が表れていて、素晴らしいと感激しています。
     暑さ厳しい夏が続いているようでも、蝉の鳴き声はツクツクボウシになり、虫の声もきかれるようになり、確実に季節は移っています。咲き続けているように見える百日紅の声が散っては咲き、咲いては散るのと同じように、自然は常に変化していくものですね。
     鹿さんが百日紅の花に飛びついて食べる姿が可愛くて笑みがでてきます。夕空に浮かぶ鹿さんのシルエット、沈んでいく夕陽に心癒やされます。保山さんの豊かな映像とともにながれる川上ミネさんの美しいビアノの旋律にもうっとり、和みます。
     映像を見せていただいた後、部屋に入ってきた風に秋の気配も感じました。
     いつもこの2分の映像に五感が刺激され、豊かな優しい気持ちになります。どうぞ、いつまでも奈良の素晴らしさ、私達のいる世界の美しさに気づかしていただけるこの番組を続けてください。そして、全国に放送していただきたい、と願っています。

  • 松元智恵子

    2020年08月31日 13時48分

    百日紅の花びらが水の流れの中で踊ってる。散った花びらがあれば、咲く花びらもある。『散れば咲き 咲いては散る 百日の花』のタイトルがぴったりです。繰返し、繰返し夏の間、咲き続ける。一房に沢山の花びらをつけ、たわわに咲いている。花を食む鹿の愛らしさ。落陽の中の神々しい鹿のシルエット。百日紅の花びらが散り行けば、夏がもうすぐ終ろうとしている。処暑の候・・・保山さんとミネさんのやまとの季節七十ニ候ももうすぐ1年になる。NHK奈良様、特番を作って頂き、春夏秋冬ロングタイムで拝見したいです。全国の方々に、保山さんの映像詩とミネさんの情感たっぷりの洗礼されたピアノを是非とも見せて頂きたいです。宜しくお願い致します。

  • 青井 三保子

    2020年08月31日 20時30分

    暑い夏の間咲き続けたサルスベリ。
    風が吹き、水の流れに花が舞う。
    ツクツクボウシが鳴きだすともう秋。
    鹿ものんびりとサルスベリの花を食む。
    変わらない奈良を撮り続けておられる
    保山さん。
    季節が巡っていく。そんな日常にふと目がとまる。
    そんな気づきと機会をくださる保山さんに感謝。
    ずっと放送が続きますように!
    より多くの方に届きますように!!

  • 田中弘子

    2020年09月02日 12時29分

    百日紅の花の フリルが 可愛くて…
    暑い夏の陽射しの中 鮮やかな色で咲く 百日紅の花に元気をもらいます
    子供の頃 ままごと遊びに 花びらを集めた事…遠い記憶を懐かしく思い出しています
    人生なんてあっと言う間に 過ぎていきますね
    こんなに綺麗で素敵な景色を 忘れない様に…生きていかないと…
    毎週水曜日を楽しみにしております
    今週も素晴らしい映像とピアノの音色を有難うございました

  • kayu

    2020年09月04日 10時59分

    今年の夏も、外は猛夏!ギラギラ太陽が肌を刺し、とても
    夏を満喫する余裕なんてない。
    この作品を見て、ほっとひと息、夏やなぁ〜、って。
    ミネさんのピアノが夏の音を、保山さんの映像がドンピシャ!と当ててくる。
    そうそう、夏なんだ! 涼しい場所での、夏の季節を満喫。
    無駄がないけれど、情感いっぱいの映像詩。
    保山さんとミネさんにしか創り得ない世界!!
    是非、全国の皆さんにも見ていただきたいコーナーです。