やまとの季節

2020年08月19日 (水)

やまとの季節 七十二候「夏空に大輪の花」

「ならナビ」8月19日放送予定 

映像作家・保山耕一さんが、NHK奈良放送局「ならナビ」に、「やまとの季節 七十二候」をテーマとした極上の映像詩を届けてくれています。音楽は、スペインで活躍するピアニスト・川上ミネさんが、奈良で100年近くの時を刻んできたピアノで、オリジナル楽曲を奏でています。 


やまと七十二候「夏空に大輪の花」 立秋


保山耕一

世界遺産などの撮影で活躍してきたフリーTVカメラマン。「奈良には365の季節がある」をテーマに奈良県各地で日々、奈良の空や光、花、月、寺、などを撮影し、SNS発表・上映会を続けている。

川上ミネ

スペインと京都を拠点に活動しているピアニスト・作曲家。「ラジオ深夜便・ピアノが奏でる七十二候」、Eテレ「やまと尼寺精進日記」などの音楽を手がけている。春日大社奉納演奏会を機に保山氏と出会い、「こころの時代」でコラボレーション。2019年秋から、「やまとの季節 七十二候」の新たな作曲・演奏をスタート。

奈良県立桜井高等学校・100年ピアノ

桜井高校の100年ピアノは、高等女学校時代の1924年(大正13年)に開校20周年記念として購入された輸入ピアノのスタインウェイ社製です。学校の正面右手にたたずむ趣のある講堂に置かれ、卒業式などの式典で演奏されてきました。いつしか、ピアノは講堂から音楽室にうつされ、その後、音楽準備室の片隅で半ば忘れられたように眠っていました。平成22(2010)年、再発見されたピアノをもう一度よみがえらせようと、同窓会や学校が中心となった復活プロジェクト実行委員会が設置され、2012年2月に無事修復を終えたピアノは、かつて置かれていた講堂に戻され、ふたたび美しい音色を奏でるようになりました。




 


七十二候 について

七十二候(しちじゅうにこう)は、古代の中国で生まれました。立春、夏至、秋分…などで知られる二十四節気(にじゅうしせっき)を、さらに約5日ずつの3つに分けて、季節の移り変わりを感じる名前がつけられています。日本では、江戸時代の「本朝七十二候」、明治時代の「略本歴」など、いくつかの異なる七十二候が作られてきました。

「やまとの季節 七十二候」では、保山さんが記録してきた奈良県各地の映像から、いまの「やまと」の暮らしの中で、季節のうつろいを実感できる映像を選び出し、オリジナルの名前を添えて紹介しています。奈良を愛する方々に…これから奈良に出会うであろうすべての方々に…こころを込めてお届けしています。 


【お知らせ】みなさまから心のこもったコメント投稿を数多くいただき、誠にありがとうございます。担当者一同、こころの励みとさせていただいております。関西ブログの投稿管理は、新しい記事の準備~公開作業とあわせて行っております。原則的には「新記事公開日に、前週投稿いただいたコメントをまとめて公開する」という運用です。その週のうちに公開できることもあるのですが、普段はお待たせしてしまうことが多いかと思います。どうかご理解のうえ、新しい記事公開とあわせてお楽しみいただければ幸いです。今後とも、どうぞよろしくお願い申し上げます。

■ コメント(15)
  • 安藤憲一郎

    2020年08月19日 13時39分

    これぞ夏。夏らしさ、夏の大きさが短い時間の中に凝縮されてそれが本当にうまく配置されていましたね。まず入道雲に圧倒され、ひまわりの明るさに元気をもらい、おちついた家並みに和み、最後の花火に行く夏を惜しむ。今回も思わず息を止めて見入ってしまいました。今回も是非とも大きなテレビ画面で見たい作品です。地上波での全国放送をお願いします。

  • 堀尾岳行

    2020年08月19日 14時08分

    入道雲に大輪のヒマワリ、一面に咲くヒマワリが美しい。
    吉野川のどんどを鮎が落ちて行く頃、五條新町の家並に涼風が吹く。
    川面に夕日落ち納涼花火が大輪の花を咲かせて夏を終わりを告げる。
    少年時代の夏の思い出が走馬灯のように過ぎていきました。
    川上ミネさんのピアノが入道雲と五條の町の風情を奏でています。
    保山さん、今回も素晴らしい映像ありがとうございました。

  • 本間悦子

    2020年08月19日 22時35分

    このわずかな時間に夏が凝縮され満喫出来しました!

  • 青井三保子

    2020年08月20日 00時26分

    ある夏の日のこと!
    普通にある一日一日を、保山さんの手にかかると
    大切な宝物のように見えてくる。
    ありがたいなぁ!と、心して見せていただいています。
    奈良の風景をこよなく愛されている保山さんだから撮れる映像詩なのですね!
    これからもよろしくお願いします。

  • 釘谷洋子

    2020年08月20日 00時59分

    やまとの季節 七十二候
    夏空に大輪の花
    子供の頃に帰ったようでジーンとしました。
    青空にむくむくと湧く入道雲、おっきな向日葵。涼やかな川の流れ。昼下がりの静かな町並み、簾越しに表を見れば風鈴の音が聞こえてきました。ミネさんのピアノの調べのように穏やかな時間が流れていました。
    あの頃の風情は何処かに行ってしまったのでしょうか?それとも自分が何処かにやってしまったのでしょうか?
    夕焼けを毎日眺めていました。夜空に咲く大輪の花火がとても楽しみだった。忘れかけていた大切な空気感に胸が熱くなりました。思い出させて頂きました。感謝

  • 2020年08月20日 10時32分

    『夏空に大輪の花』
    今夏は猛暑続き、雨乞いをしたいくらいです笑
    もくもくと入道雲、 照りつける太陽に向かい元気で咲くひまわり。
    清流吉野川が滔々と深い淵や早瀬となって五條市を流れていきます。
    五條新町は知らない町なのに懐かしく、細い路地を歩きたくなりました。
    ミネさんのピアノも旅情を誘って。
    美しい夕焼け空が川面に染まります。
    そして...
    『夜空に大輪の花(火)』です、鎮魂の花でしょうか。

  • 加代子

    2020年08月20日 23時05分

    今回は、歴史ある町の、夢のように美しい夏の映像でした。
    画面いっぱいのひまわり、青空に沸き立つ入道雲、どこか懐かしい古き良き時代のしっとりとした町並み,風をはらむ涼し気なのれん、そして、夕日の残る吉野川。
    最後はこれもどこか懐かしい色の大きな花火。
    「夏空の大輪」とは花火のこと?えっ、最初のひまわりじゃなかったの?
    二つを掛けたのかしら?
    たった二分弱なのに、不思議にたっぷり楽しめました。
    今回もミネさんのピアノをワクワクしながらきいておりました。
    楽しいひと時を、ありがとうございました。

  • 坂井節子

    2020年08月21日 08時33分

    真っ青な空 勢いのある雲 強い陽射しを浴びて咲くひまわり。力強く元気いっぱい!
    落ち着いた五條市の町家風景 とても情緒がありますね。川上ミネさんのピアノの音を合図にスターマインが上がりました。来年こそは日本中でカギや~の掛け声と共に人々の歓声が聞こえることを望みます。

  • 工藤美千代

    2020年08月21日 18時34分

    夏真っ盛りの景色で元気が出ました。今年の夏はCOVID-19のために訪れることができなかったけれど、奈良の夏が健全なことに安心しました。ありがとうございます。

  • 佐々木美保子

    2020年08月22日 17時29分

     今週も素晴らしい映像を届けていただきまして、ありがとうございます。
     真夏の太陽、そのエネルギーを浴びて咲く一面のひまわり、青い空に沸き立つ入道雲、夏の風景が今年ほど眩しく感じる年もないでしょう。川のせせらぎに涼を感じ、街並みでの涼しさを取り入れる工夫に懐かしさを感じ、そして美しい夕焼け空に心癒されます。
     保山さんの映像と川上ミネさんのビアノの旋律に引き込まれ、豊かなひと時をいただいています。
     そして、真夏の夜空を美しく彩る花火の数々、いつも当たり前と思っていた夏の風物詩、当たり前の事などなにもない、普通の生活こそ実は一番ありがたいと言う事をつくづく感じた今年です。来年は普通の日常が戻って来ることを心より祈ります。

  • 松元智恵子

    2020年08月23日 12時56分

    希望・・・向日葵の花が太陽に向かって咲いている。夏の風に吹かれてる。日の光をいっぱい浴びて上に上に・・・希望の花が咲く。
    江戸時代の街並みが残る五條市の新町通り。格子や窓が時代を感じる。新撰組の発祥の地。幻の五新鉄道。五條市は、養父母のお墓や親戚、友人が住んでるので幼少の頃より馴染みがある場所。毎年吉野川納涼花火大会も楽しみにしていた。夕暮れになると川原の屋台であてもんをしたり、綿菓子買ったり・・・。夜空に咲く大輪の花火に歓声をあげた。お盆が過ぎれば、少しずつ秋に近づく。今年はコロナ感染防止の為、花火大会が駐車になっています。保山さんの映像詩とミネさんのピアノの調べに夏の日の1日を感じる事が出来ました。ありがとうございます♥️是非、全国ネットで放送して下さいますよう宜しくお願いします。

  • Hisako

    2020年08月23日 16時34分

    秋の気配を感じさせるピアノから始まり、ひまわり、入道雲、涼風に揺れる暖簾、薄暗い室内、水の流れ、夕焼け。子供の頃の夏があります。いつもと違う夏を過ごしている私達に保山さん、川上ミネさんからの贈り物と思いました。ありがとうございます。
    花火の映像と歓声に気持ちが華やぎました。
    もうすぐこのシリーズは、終わりでしょうか。寂しいです。何度でも繰り返し見たい。
    夏冬が長く、春秋が短くなってきた日本の四季でも、美しい物に囲まれていることを気づかせていただいています。全国で放送していただきたいと思います。

  • 井元路子

    2020年08月24日 22時50分

    五條市の夏を余すところなく映像にしていただき本当に嬉しいです。今後ずーと放送されますことを心から願います。よろしくお願いいたします。

  • 田中弘子

    2020年08月25日 12時47分

    青空に向かって咲くヒマワリの花の逞しさ
    夜空に咲く…大輪の花火…
    医療系の仕事をしている私は ずっと自粛生活をすごしています
    ヒマワリの姿に励まされ
    花火の美しさに癒されています
    今週も有難うございました

  • 荒木礼子

    2020年08月26日 09時25分

    夏空に大輪の花
    今週も子供の頃の夏休みの終わりの少し寂しく、名残惜しいような、甘酸っぱい感覚を呼びおこしてくれました。
    メンデルスゾーンのピアノ曲に無言歌集というのがありますが、保山さんと川上さんのやまとの季節は「無言映像詩集」とでも表現したらいいのでしょうか‥
    保山さんの映像は奈良で撮られているけれど、日本にはその時だけの季節の美しさがあることを私達にいつも気づかせてくださいます。そして、ミネさんのピアノがその時五感で感じたそのままの感覚を実感をもってよみがえらせてくれるのです。お二人のコラボレーションの魅力は見る人の心に意識することなくしまわれていた風景をくっきりと立ち上がらせるところにあるのかもしれません。お二人の作品を通して、それぞれの記憶の中の風景に出逢っているんじゃないかとさえ感じます。だから何度でも見たくなるのでしょう。「やまとの季節」の魅力は尽きません…
    ひょっとすると日本(やまと)の穏やかで繊細にうつろう季節の美しさこそが、私達日本人が神仏に抱く自然な信頼や信仰を根底から支えているんじゃないかと、そんなふうに思いました。