ラグビー

2019年04月12日 (金)

ラグビーWEB③

【TRY for 2019 ~レジェンド坂田氏が語る 関西ラグビーの歴史~】

sports_rugby190412_1.jpg「ニュースほっと関西」では、「TRY for 2019」と題し、ことしのラグビーW杯日本大会にまつわる話題をお伝えしています。
WEB版では、担当記者やディレクターがテレビでお伝えできなかったこぼれ話を紹介しています。

第3回は、いまから半世紀前、昭和40年代に、世界を相手に次々とトライをあげて「世界のサカタ」と呼ばれた伝説のプレーヤー坂田好弘さん(現・関西ラグビー協会会長)をゲストに“関西ラグビーの歴史”をテーマに話を伺いました。

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(坂田好弘さん)
大阪府出身 76歳 関西ラグビー協会会長
京都・洛北高~同志社大~近鉄
昭和43年、日本代表のニュージーランド遠征でオールブラックスの代表候補チームを相手に4つのトライを奪う活躍で、「世界のサカタ」と呼ばれる。平成24年には、アジアでは初めてとなるラグビー殿堂入りを果たす。
元・大阪体育大学ラグビー部監督

sports_rugby190412_3.jpg1:原点は下鴨神社 関西から広がったラグビー文化

今シーズンは、全国高校ラグビーで大阪桐蔭高校が優勝。社会人のトップリーグでも神戸製鋼が15年ぶりの優勝を果たすなど、関西勢がラグビー界を席けんした。伝統的にラグビーが盛んな関西。関西とラグビーの結びつきを坂田さんに伺った。

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<坂田さん>
いまからおよそ110年前の明治43年(1910年)。京都市にある下鴨神社の敷地内で京都大学の学生が慶応大学の学生にラグビーを習い、初めてラグビーボールを蹴ったのが関西ラグビーの始まりとされています。
その後、京大の学生たちが寮生を勧誘して、ラグビーチームを作り、対戦相手がいないと試合ができないということで同志社大学の学生に働きかけて、ラグビーにひきこみました。そして、京都全体にラグビーが広がっていったという歴史があります。
実際、全国高校ラグビーでは、昭和8年の第15回までは、ほとんど京都勢が優勝しています。それぐらい京都はラグビーが盛んでした。その後、関西の高校を卒業した学生が関東の大学に進学して、さらにラグビーが広まっていきました。
いわば、「関西から関東へ」と逆戻りする形で日本全体にラグビーが根づいていきました。

2:日本初のラグビー専用グラウンド 花園ラグビー場

関西ラグビーの聖地といえば、東大阪市の花園ラグビー場。坂田さんによると、昭和4年に日本初のラグビー専用グラウンドとして誕生した「花園」も関西のラグビー文化の定着に大きく影響したといいます。

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<坂田さん>
昭和4年、日本初のラグビー専用グラウンドとなる花園ラグビー場が完成した。大きな注目を集めて、その後、全国高校ラグビーで使用されるようになったほか、国際試合も行われ、子どもたちが「ここでプレーしたい」と目指す場所になったことが大きかったと思います。これをきっかけに大阪のラグビー人口が増えて、中学世代のラグビー人口はいまでは大阪がいちばん多くなっています。
花園ラグビー場は今年で完成から90年を迎え、私自身も近鉄時代、ここで10年間プレーをしましたので、特別な思いがあります。

 3:2019年 ラグビーW杯日本大会に向けて

最後にラグビーワールドカップに向けて、坂田さんが期待していることを伺いました。

<坂田さん>
大会には、世界から40万人以上のサポーターが訪れます。試合そのものだけでなく、試合前から試合後まで一日中、ラグビーを楽しむような本場の雰囲気を皆さんに知ってほしいです。また、大会が終わったときに、ラグビーをしたいという子どもたちが増えると思います。その子どもたちがラグビーをやれるような場所を確保していくことも大事だと考えています。

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ラグビー担当 今野朋寿 記者

 

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