大阪・びわ湖毎日マラソン

2022年02月23日 (水)

大阪・びわ湖毎日統合大会 金さんはここに注目!

2月27日に行われる大阪マラソン・びわ湖毎日マラソン統合大会。テレビ中継で解説を務める1人が金哲彦さんです。レースの見どころを聞きました。

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10回目のスタートを迎える「大阪マラソン」は2つの大きな変化を遂げています。1つは、2019年から大阪城をフィニッシュとする、大阪の街をダイナミックに周回するコースにリニューアルされたこと。そして、もう1つの変化が今回から「びわ湖毎日マラソン」と統合されたことです。

びわ湖の湖畔で行われた最後のレースでは鈴木健吾選手(富士通)が2時間4分56秒の驚異的な日本新記録を樹立し、マラソン史に金字塔をたてました。そのびわ湖から大阪に舞台を移し、多くのトップランナーが初参戦します。選手たちが見据える先には、ことし7月にアメリカのオレゴン州で開催される「世界選手権」や2年後の「パリオリンピック」の代表選考レースである「MGC=マラソン・グランド・チャンピオンシップ」があります。いわば、日本代表の座を争う戦い大阪冬の陣なのです。

その顔ぶれは豪華です。日本歴代3位の2時間6分11秒の記録をもつ設楽悠太選手(Honda)をはじめ、2月の実業団ハーフマラソンで、自己ベストを更新して勢いにのる川内優輝選手(あいおいニッセイ同和損害保険)、大ベテランとなった山の神、今井正人選手(トヨタ自動車九州)、村本一樹選手(住友電工)、一色恭志選手(GMOインターネット)、青木優選手(カネボウ)など、自己ベストの記録が2時間6分から7分台の選手がずらりとそろいました。

男子マラソン界のもう1つの注目レース、3月の「東京マラソン」に先んじて行われる「第10回大阪マラソン・第77回びわ湖毎日マラソン統合大会」で果たしてどんな記録が飛び出すか。レース内容を含めて見どころが満載です。