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2020年12月19日 (土)

【全国高校駅伝】実況アナウンサーの取材記~宮田貴行アナウンサー~

その足で、いつか日本を沸かせる走りを


 群馬の東農大二高には、ことし日本の陸上界を驚かせた逸材がいます。

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石田洸介選手です。5000mで高校新記録を更新しました。

しかも、7月にマークした13分36秒89の高校記録を、9月に13分34秒74と塗り替えたのです。9月のレースでは世界を舞台に活躍する大迫傑選手や鎧坂哲哉選手と最後の最後まで競り合った見事なレース運びでした。

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「今はまだ記録しか出していない。勝負で勝ち切る強い選手がこの先、世界で戦っていけるんだと思います。ここで満足していたら向上心もなくなる。都大路でいい結果が出せれば、3年間の陸上生活の締めくくりとして満足できるかなと思います」
最後の都大路を前に、石田選手はこう話しました。監督とチームメイトとともに、最高の結果を。東農大二高は過去最高順位の3位を超えようと、今年の都大路に挑みます。

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そういえば、「足」で今年の日本プロ野球を席巻したこの人も、東農大二高の卒業生でした。

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世羅高校 「史上初を目指して」


広島県の山間のまち、世羅町へ向かい、バスを降りると・・。

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こんなのぼりをあちらこちらで見かけました。最多10回目の優勝を狙う、広島の世羅高校
学校を訪れると、その歴史を目の当たりにしました。

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優勝の記念碑や、写真、トロフィーの数々。世羅高校が都大路で積み重ねてきた証がそこにはありました。
そんな世羅高校が今年目指しているのは、「10回目の優勝」を「大会新記録のタイムで」飾ることだそうです。

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5000mのベストタイム13分台が4人もいるのは、出場校中で世羅高校だけ。大会新記録のタイムを狙う、と口にするのもうなずける層の厚さです。 71回目の都大路、大記録は果たして生まれるでしょうか。

 

偉大なOBに続け


先日行われた陸上の日本選手権10000mを日本新記録で優勝し、東京五輪代表内定を勝ち取った相澤晃選手。その相澤選手の母校が、福島の学法石川高校です。

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高校時代の恩師、松田和宏監督。相澤選手の快挙をテレビで見ていたそうで「いやあ良かったです」と嬉しそうでした。相澤選手をはじめ、将来楽しみな選手を数多く輩出している学法石川。一昨年は都大路3位、去年も5位。近年、安定した成績を残している学校の一つです。松田監督が高校生を指導する上で大切にしているのが、身体に無理な負担をかけないこと。

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基本的には“陸上競技場のトラック”か“土の上”などに限り、駅伝の大会以外では、硬い、アスファルトの上は走らせないそうです。
高校生はまだ成長途中。卒業してからの競技人生まで考えると、そうなりますね」と話す松田監督。その指導方針の下で育った選手たちが、今、日本の陸上界で活躍を見せています。福島県勢の都大路初優勝、そう遠くないように思えてなりません。

 

 

miyata_ana.jpg大阪放送局 宮田貴行アナウンサー 

  

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