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2022年01月11日 (火)

2年ぶりの開催!全国女子駅伝を彩る選手たち

今回で40回の節目を迎える全国女子駅伝には、去年夏の東京オリンピックの代表選手たちも出場し、大会を盛り上げます。

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【おととしのレース】

大会には、東京オリンピックの中長距離やマラソンの女子の代表5人が出場する予定です。
このうち、1万メートルで7位に入賞した廣中璃梨佳選手が地元の長崎から出場します。

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1500メートルで日本選手として初の入賞となる8位に入った田中希実選手が地元の兵庫から出場します。高校時代からライバルとして都大路をわかせた2人がどんな走りを見せるか楽しみです。

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さらに、マラソンで8位に入賞した一山麻緒選手が地元の鹿児島から出場するほか、1万メートルの代表、安藤友香選手が所属チームのある京都、3000メートル障害の代表、山中柚乃選手が同じく所属チームのある愛媛から出場します。

また、オリンピックに長距離とマラソンで4大会連続出場を果たし、1月での現役引退を発表した福士加代子選手が青森のふるさとランナーとして最後の駅伝に臨みます。福士選手は、今大会に出場する選手の中で、最年長の39歳です。

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【福士加代子選手】

注目選手は、オリンピアンだけではありません。
群馬から出場する拓殖大1年の不破聖衣来選手は、12月に、1万メートルで日本歴代2位のタイムを出し、全日本大学女子選抜駅伝、「富士山女子駅伝」では、エース区間の5区を走り、それまでの区間記録を2分近く更新するなど女子長距離の新星として期待されています。

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【不破聖衣来選手】

さらに、先月の全国高校駅伝で活躍した高校生からは1区で積極的な走りを見せて優勝に貢献した宮城の仙台育英高校のエース、米澤奈々香選手や最後のトラック勝負で粘りの走りを見せてチームを2位にあげた大阪薫英女学院のエース、水本佳菜選手などが、再び、都大路を走ります。

midokoroyonezawa.jpg【仙台育英 米澤奈々香選手】

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 【大阪薫英女学院 水本佳菜選手】

中学生も、3000メートルのタイムが出場する中学生の中で最も速い千葉の今西紗世選手や去年の全国中学選手権の1500メートルで優勝した福岡の川西みち選手など、将来有望な選手たちがたすきをつなぎます。

レースは16日の午後0時半スタート。京都市の「たけびしスタジアム京都」をスタートとフィニッシュにする42.195キロのコースを9人でたすきをつないで走ります。注目選手はこのあとの取材記やインタビュー動画でも取り上げていきますのでお楽しみに!

(取材:大阪拠点放送局記者・並松康弘)

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