連続テレビ小説「スカーレット」

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松永三津役黒島結菜さんインタビュー

2020年1月14日(火)

『アシガール』のご縁で、4年ぶりの"朝ドラ"に出られることがうれしい!
松永三津役黒島結菜さんインタビュー -『スカーレット』に出演が決まった時のお気持ちを教えてください。

「まず"朝ドラ"に出られるということがすごくうれしいです。"朝ドラ"は『マッサン』以来、4年ぶりなので、うれしい気持ちと同時に、しっかりやらなければ、という緊張感もありました。そして、チーフプロデューサーの内田ゆきさんとは、以前、(土曜時代ドラマ)『アシガール』というドラマで一緒にお仕事させていただき、そのご縁もあって、今回の出演につながっていると思うので、またご一緒できるのが、とてもうれしいです」


いろんな要素があるキャラクターなので演じるのがとても難しいです
松永三津役黒島結菜さんインタビュー -松永三津という役をどのように捉えて演じていらっしゃいますか?

「三津はあの時代に女の子ひとりで全国を旅して、いろんな人に断られながらも陶芸家の弟子になりたいという目標を諦めない強さがある人だと思います。経験も豊富だからこそ自信もある。とてもまっすぐで思ったことを次々と口にするけど、女の子らしい一面もあって。いろんな要素があるキャラクターなので演じるのがとても難しいです。ここは自分をアピールするところ、ここはお願いをするところ、ここはちょっとふざけてみるところ、三津のいろんな気持ちを表現しないといけないので、切り替えるのが難しいですね。
意外と気遣いもできる子なので、『なんでもできてすごい子だな』と思ったのですが、自分の好きな陶芸が苦手というところが、三津のかわいらしいところなんじゃないかと思います」


この組み合わせができる三津はオシャレさんだと思います
松永三津役黒島結菜さんインタビュー -三津はなかなかインパクトのある服装をしていますね。

「最初見た時は『派手だな~』と思いました(笑)。頭にひもを巻いて、サングラスをかけて、柄シャツを重ね着していて。でも、あの服装を自分で選んで組み合わせができる三津ってオシャレさんだなと思いました。私はふだん地味なほうで、あんな柄物は持っていないので。あの髪形をするのも大変だろうにこだわってやっているところをみると、自分のことをよく分かっている人なんじゃないかと思います」


"朝ドラ"の現場はやっぱりすごい!と毎日思っています
-撮影現場の雰囲気や印象について教えてください。

「最初はとても緊張していました。演じる役がこういうキャラクターなので、三津としてはどんどん前に出て入り込んでいかないといけないのですが、私自身とは真逆なんです。私はどちらかと言うと人見知りで、自分から進んで入っていくことができない人間なので...。最初はいったいどこにいたらいいんだろう、という状態だったのですが、徐々に居場所を見つけられた感じです。前回の『マッサン』の時もすごく緊張して、一生懸命やっているうちに終わってしまったという感じでした。そして"朝ドラ"の現場ってやっぱりすごいですね。カメラもたくさんあって、長いシーンも一連で撮ってしまう。キャストの皆さんもスタッフの皆さんも本当にすごいです。毎日『すごいな、すごいな』と思いながら現場にいます(笑)」


喜美子とリンクする一生懸命さとかっこよさがある方です
松永三津役黒島結菜さんインタビュー -川原喜美子役戸田恵梨香さんの印象を教えてください。

「戸田さんとは4年ほど前に共演したことがあって、今回久しぶりにお会いしたのですが、すごく一生懸命な方だと思います。喜美子という役がご自身の中にちゃんとあって、現場でも中心にいらして、すごくかっこいいなと思って見ています。喜美子は才能があって、物を作る時の集中力など、三津が持っていないものを持っている人。そういう部分は戸田さんご自身とリンクします。喜美子が陶芸をするシーンでは、本当にぐっとその世界に入り込んでいる姿勢が伝わってくるんです。喜美子という存在も私の中では憧れであり、かっこいい人です」


松下さんはふだんからずっと八郎さん
松永三津役黒島結菜さんインタビュー -川原八郎役松下洸平さんの印象を教えてください。

「松下さんとは初めましてなのですが、とても穏やかな方です。私が初めてのリハーサルですっごくとても緊張していた時、『僕も途中参加で、最初はすごく緊張したからその気持ち分かる。でもあまりかたくならず、のびのびとできるといいね』みたいなことをおっしゃってくださって。私がどう演じたらいいのか考えていた時も、『ここはもっとこういうふうにすると三津らしさが出ると思う』というようなアドバイスをくださいました。すごく頼れる方なんだなと思いました。もちろん松下さんは八郎さんとしてのお芝居をされているわけですが、ふだんからずっと八郎さん、みたいな印象ですね。三津は八郎さんにはあまり相手にされていないのですが(笑)、かまってもらいたくて子犬みたいに八郎さんの周りをうろちょろしています。そんな時、ちょこっと見せてくれる笑顔が魅力的ですし、最終的にはかまってくれるところに優しさを感じます」


「売れる作品です」というセリフにとても驚きました
松永三津役黒島結菜さんインタビュー -今まで演じられた中で印象的なシーンを教えてください。

「八郎さんに、すばらしい作品とはどういうものか、と問われて『売れる作品です』と答えたシーンです。私も台本を読みながら、『すばらしい作品ってなんだ?』って思ったんです。ちょうどそこで次のページをめくると『売れる作品です』と書いてあって、とても驚きました。『ああ、なるほど』と思ってとても印象に残ったセリフでした。実際演じる際は、とても長いシーンだったので、セリフをきちんと言うこと自体が大変だったのですが、八郎さんとのキャッチボールを大切にしようと思って、大事に演じました。芸術を極めた作品を作ろうと悩んでいる八郎さんを見てきた中で、三津の自信というか、三津のこのひと言を八郎さんに響かせないといけないと考えました」


三津のかわいらしさが伝わるように細かい部分を大切に演じたいと思います
松永三津役黒島結菜さんインタビュー -最後に視聴者の皆さんにメッセージをお願いします。

「三津は川原家の中に突然入ってきて、少しかき乱す存在ではあるので、どこまで踏み込んでいいのか、その加減が難しいなと思いました。でも、ちょっとした目線や相手の会話を受けるお芝居など、細かいところをきちんと意識して演じれば、ちゃんと伝わるキャラクターなんだということが、お芝居をしながら、少しずつ分かってきたところです。今後もそういったところを大事に演じていきたいと思っています。正直なところを言うと三津は、すごく好かれるか、すごく嫌われちゃうかどちらかなんじゃないかなと。ただ私は三津には愛せるポイントがあると思っています。とても素直で、まっすぐで、一生懸命で、かわいらしい女の子なので、視聴者の皆さんにも『三津ってかわいいね』って思ってもらえるように頑張りたいと思います」


【スカーレット(緋色/ひいろ)にちなんで、好きな色を教えてください】
深い緑が好きです。最近はあまり行けていないのですが、山登りやキャンプが好きなんです。山の中、自然の中にいると落ち着きます。服やコートなども緑色のものを持っています。