連続テレビ小説「スカーレット」

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「火まつり」撮影秘話~終わりと始まりのシンボル~

2019年12月 3日(火)

『スカーレット』11月29日放送の第53回では、戸田恵梨香さん演じるヒロイン・川原喜美子が、信楽に古くから伝わる「火まつり」に参加するシーンが描かれました。この「火まつり」が劇中で描かれるようになった経緯や、キャストや大勢のエキストラを迎えた撮影の模様、さらに十代田八郎役の松下洸平さんのコメントや、今後の見どころも踏まえた戸田恵梨香さんのコメントをご紹介します。

 

江戸時代から続く信楽伝統のお祭り「火まつり」とは

劇中に登場した「火まつり」とは、「しがらき火まつり」の名称で現在も甲賀市信楽町で毎年7月第4土曜日に行われている伝統行事です。江戸時代から続くと伝えられるこの祭りは 、“陶器づくりに欠かせない火”や“生活や文化に欠かせない火”への感謝と、火に関わる安全を祈願する神事として親しまれています。

ドラマの中で、喜美子や“フカ先生”こと深野心仙 (イッセー尾形)、さらに陶工の八郎らが大きなたいまつを担いで歩いていましたが、実際の火まつりでも、信楽にある新宮神社から愛宕山山頂の神社までの約2.1kmの距離を、30分〜40分かけて歩き、山頂にて大小さまざまなたいまつを奉納します。

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地元の全面バックアップを得てドラマで「火まつり」を再現

今回の撮影は、信楽焼を題材にした物語の中に地域のお祭りを描くことで、“地域の特性”といったリアリティーが出せる点、さらに燃えさかる松明を象徴として、喜美子と深野の師弟関係の終えんや、喜美子と八郎の関係の進展といった変化が、よりドラマチックに描けるという狙いから、8月下旬に信楽にてロケが行われました。

実は2018年と2019年は悪天候のため、実際の「しがらき火まつり火まつり」は中止となっていました。2年連続でお祭りが中止になっていた地元としては、今回のロケにかける思いはひとしお。甲賀市には、「しがらき火まつり」で実際に使用する予定だった約60本のたいまつを準備していただきました。さらに地元からエキストラの方々に参加いただき、実際の祭りの様子を再現していただくなど、地元信楽のバックアップのもとに荘厳なシーンを撮影しました。

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戸田恵梨香さんが地元の協力に感謝 今後の展開は「登場人物たちの変化が見どころ」

撮影当日、雨に降られながらも約5キロのたいまつを担いで山道を歩き奉納する「火まつり」ロケを終えた喜美子役の戸田さんと、八郎役の松下さん。撮影で戸田さんの後ろを歩いていたという松下さんは、たいまつを担ぐ戸田さんの姿を見て「ものすごくたのもしかったです」と一言。この言葉に笑顔の戸田さんが「背中がですか?」と聞けば、松下さんは続けて「そうです。その背中を追いかけて僕も登りました」とロケを振り返りました。一方の戸田さんはヒロイン・喜美子の心情を重ねながら「深野先生や八郎さんと一緒に歩けているという、うれしさと楽しさがありました」と話すと、地元の協力について「安全面も含めて私たちをフォローしていただいて、すごくありがたかったです」と感謝。松下さんも「信楽の方々が協力してくれなかったら成立しないシーンだったと思います」と明言。

さらにこのシーンをへた戸田さんは、今後の10週以降の『スカーレット』の見どころについて、「喜美子はフカ先生の弟子を卒業して一人前の女性絵付師として働いていく中で、さまざまなきっかけを受けて陶芸の世界に興味を持っていきます。また、喜美子と八郎がどのようにしてお互いの距離を縮めていくのか、そして丸熊陶業にも激震が走り、信楽の街も変わっていきます。そのような〝変化〟が見どころです、お楽しみに!」と締めくくりました。

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