連続テレビ小説「スカーレット」

今週のきみちゃん

今週のきみちゃんVol.2「15歳の喜美子」

2019年10月12日(土)

ヒロイン・喜美子役の戸田恵梨香さんが、毎週の放送の中から印象に残ったシーンやエピソードについて語ります。


信楽は自然豊かで空気がおいしい!
今週のきみちゃんVol.2「15歳の喜美子」 昭和28年2月。中学3年生・15歳になった喜美子は、信作(林遣都)の自転車を借りて、初めての自転車に挑戦。笑顔で坂道を下りていきます。

「ロケは、自転車に乗って坂を下りるシーンが最初でした。畑の横のまだ道にもなっていないところだったので、『ここを自転車で下りるんですか?』と最初はびっくりしました。
信楽に行ったのは初めてだったのですが、自然豊かで空気がおいしくて、とても気持ちのよいところだなと思いました。中心地のほうに行くとすごく栄えているし、同じ滋賀県でも場所によって全然姿が違うのがおもしろいですね」


大島さん演じる照子と林くん演じる信作が絶妙!
喜美子と照子(大島優子)と信作。小学4年生から共に時間を過ごしてきた幼なじみ3人は、中学3年生に。中学卒業を目前に控え、進学や就職、それぞれの道に進むことになります。

「私と大島さんは数年前からの知り合いで、撮影が始まる前からご飯に行ったりして、コミュニケーションを取っていたので、喜美子と照子の空気感はすでにできていたんです。そこへ信作が加わって幼なじみ3人になるのですが、『よくしゃべる喜美子と照子に少しのまれている信作』という3人の関係性が、撮影当初から偶然にもできあがっていました。

照子役が大島さんで、信作役が林くんというキャスティングが絶妙ですよね。子ども時代の信作はとてもいいキャラクターで、私は信作が出てくるたびに笑顔になっていたんですけど、その信作が大きくなって林くん演じる信作になるのがとてもよく分かるし、照子の少し生意気で甘えん坊な部分も大島さん演じる照子にそのまま受け継がれていますね」


中学時代の3人が共に時間を重ねた大切なシーン
今週のきみちゃんVol.2「15歳の喜美子」 大阪に就職することになった喜美子との別れがさみしくてしかたがない照子は、喜美子に柔道対決を迫ります。かつて草間さん(佐藤隆太)から共に学んだ草間流柔道で勝負する2人。喜美子が照子を投げた瞬間、スカートの中がちらりと見えた信作は卒倒。3人は泣き笑いの最後の時間を過ごします。

「喜美子と照子の柔道対決のシーンは、柔道指導の有川勇貴先生にたくさんご指導いただいて、角度や動きの流れを計算しながら作っていったので、時間がかかりました。『投げるの何回やりますか?』みたいな感じで(笑)。

このシーンを最後に、喜美子は照子と信作と別れることになりますが、中学時代の私たちが、きちんと一緒に時間を重ねられたのが、タヌキの道を3人で歩くシーンと、この柔道シーンだけだったので、大切に演じました」


お父ちゃんと2人で演じた最初のシーン
今週のきみちゃんVol.2「15歳の喜美子」 照子との柔道対決を終えたその日の夜、喜美子はお父ちゃん(北村一輝)が入るお風呂をたきながら、「大阪行きたない!信楽にいたい!」と涙ながらに訴えます。

「お風呂のシーンは、実は、お父ちゃんと2人でお芝居をする最初のシーンだったんです。いきなり感極まるシーンでとても難しかったのですが、お風呂の中に北村さんがいてくださって、中と外でかけあって撮ることができたので、なんとか演じることができました」