旬の人・時の人

2020年02月05日 (水)

料理専門書店 店主 芝本 尚明さん 昌子さん

 

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  大阪ミナミの繁華街、難波界隈は、南海難波駅やデパート、多くの飲食店が並ぶ賑やかなエリアです。その一角に、およそ30坪ほどの小さな本屋さんがあります。中に入ると料理や食に関する本が、棚を埋め尽くすように並んでいます。創業101年目を迎えた「波屋書房」は、国内外から料理人が通う料理の専門書店です。
レシピや、料理法、料理雑誌、お店の経営学、用語辞典、素材本、エッセイなど料理に関する様々な本が、ずらりと並んでいます。

 

 

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   創業は1919年(大正8年)。大阪の竹久夢二と言われた画家の宇崎純一がオーナーとなり、弟の祥二が店主としてスタートしたのが始まりです。当初は料理専門書店ではなく、総合書店でした。作家の織田作之助も常連だったそうです。昭和4年に、当時、番頭を務めていた尚明さんのお父さんが、経営を引き継ぎました。昭和20年の空襲で、焼けましたが、数か月後には、再び店を開業させました。戦後、人々は活字に飢えていて、本は飛ぶように売れたそうです。尚明さんも、子供の頃から配達や店の掃除を手伝い、三代目を継ぎました。

 

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  料理専門書店になったきっかけは、大阪市で開かれた飲食の国際見本市でした。料理関連の本ばかりを集めたコーナーがありました。そこで真剣に本を探す料理人たちの姿に感動したそうです。
専門書店となったことで、お客との会話が増えたということです。どんな本が必要とされているのかを知り、取り寄せの注文があれば必ず2冊注文し取り置きを作り、絶版になったと聞くと、すべて買い取りました。
何度も通ってくれた駆け出しの料理人が、三ツ星シェフになり報告に来てくれたこともあるそうです。カナダで有名なフレンチのシェフが、噂を聞いて来日したこともあります。料理写真集を送ってくれたりと交流が続いています。
一生懸命に本を選ぶ料理人の真剣な姿を見ると応援したくなる。その思いを胸に書店を続けていきたいということです。

 

 

 

 

 

 

 

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