旬の人・時の人

2019年10月01日 (火)

落語家 桂 米紫さん

 

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桂 米紫さんは、京都出身45歳。19歳で桂 塩鯛さんに入門し今年25年目を迎えました。これを機に今月、25日間におよぶ連続落語会に挑みます。
米紫さんは、子供の頃から映画が大好きで、映画監督に憧れていたそうです。映画製作の若手養成塾に高校卒業と同時に入塾しましたが、ある時、落語を観て衝撃を受けました。落語は、監督、脚本、俳優を一人で担うことができる。やりたいことが一人でできると、落語家になることを決めたと言います。
米紫さんは、入門してから遅刻を一度もしませんでした。そんな米紫さんは師匠に「おもろないな。たまには寝ぐせつけたまま駆け付け、師匠すみません。遅刻しましたと言うほうがかわいい」と妙な怒られ方をされたそうです。落語は常識の物差しだけではできないもんやということを、真面目な米紫さんに教えたということです。

 

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さて、「噺家生活25周年記念 桂米紫25日落語会」では、毎日2本、25日間で50本のネタに挑戦します。「高津の富」「らくだ」「親子酒」「鷺とり」など、滑稽噺や人情噺など多彩なものを選びました。それにしても50本ものネタをやり続けるのは大変なのでは?と伺うと「毎日先発でマウンドに上がるピッチャーのよう。集中力が勝負。体調を整えて臨みます」とのことでした。
師匠も25周年の時に、25日間50本のネタに挑戦しました。一番弟子として師匠の歩んだ道を追いかけたいと米紫さんは意気込みを話してくれました。

 

 

 

 

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