旬の人・時の人

2019年04月15日 (月)

化石ハンター  宇都宮 聡さん

 

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  去年、和歌山の海岸で、恐竜の歯の化石が発見されました。およそ1億3000万年前の肉食恐竜の仲間、スピノサウルス類のもので、国内では3例目、西日本では初めてだということです。
発見した宇都宮聡さん(49)は、人事を担当する会社員として働いています。去年の秋の休日、みかんを買いに和歌山の湯浅町まで出かけました。海岸を散歩していると岩場が干潮のため石がよく見えます。一つの石に目を止め軽く蹴ると、ぽろっと剥がれたので、断面を観察すると、恐竜の歯の化石が見つかったのです。その一帯は白亜紀の古い地層が地表に現れているので、ひょっとして見つかる可能性はあると考えていたそうで、偶然というよりも宇都宮さんの観察眼のたまものと言えそうですね。

 

宇都宮さんが化石に興味をもったのは、小学6年生の時。化石採集ツアーに参加したのがきっかけです。はるか昔の生物の姿に感動し、化石ハンター人生が始まりました。
そして就職後は、転勤先が化石の発掘場所となっていきます。

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24歳の時、北海道に転勤。アンモナイトが多く見つかるところがあります。休みは採集に費やされ、夕張山中で日本最大級のアンモナイトを発見します。未舗装の林道の沢の奥で直径1メートル、重さ数百キロもの大物でした。

 

九州では、鹿児島県の獅子島でも恐竜化石を発見。専門家の調査で体長6メートルほどの大きさのクビナガリュウと判明し、名前は発見者に因んで、「サツマウツノミヤリュウ」を名付けられました。金沢に転勤となったときは、ここでも肉食恐竜の歯を発見しました。

 

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転勤先で数々の化石を発見した宇都宮さんですが、化石採集はあくまでも趣味。仕事と家庭を優先することがモットーです。時には家族も同行しますが、温泉などでくつろいでもらっている間に収集に出かけるそうです。

 

これからどんな化石を見つけたいかを伺うと、大阪で恐竜化石を発見したいということでした。可能性はあるそうで、楽しみに待ちたいと思います。

 

 

 

 

 

 

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