今年、「紀伊山地の霊場と参詣道」のユネスコ世界遺産登録20周年を迎えました。北川さんは、記念事業の企画・監修を担当、コンサートやシンポジウム開催の準備を進めています。長年、庶民信仰史の研究をしてきた北川さんは「神仏が共存する紀伊山地の文化的価値を守りたい」と、世界遺産登録の準備段階から携わってきました。平安時代に上皇らが参詣して以来、時代を経て庶民へと信仰が広がり、今なお国内外から訪れる人が絶えない紀伊山地の霊場・参詣道。4月1日（月）の「関西 時の人」は、豊かな自然が織り成す信仰の地の魅力を北川さんにご案内いただきます。

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