大阪・天王寺にある あべのハルカス美術館で、「円空－旅して、彫って、祈ってー」が開催されています。円空は修験道を極めた江戸時代前期の僧で、生涯12万体の神仏を彫ると誓願をたて、関西から北海道に至る各地でつくり続けました。時に荒々しく、時に繊細に木を彫った円空。微笑みを湛えた観音像や迫力ある護法神像など、5000体あまりの神仏像が今に伝わります。展覧会では、その生涯をたどりながら、日本各地で人々の切実な祈りや願いに寄り添った「円空仏」や絵画の魅力を紹介しています。コロナ禍、震災を経験した私達に円空は何を伝えるのか、米屋さんに伺います。

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