長年、大阪を拠点にバレエ団を率いてきた地主  薫さんは、バレエ界への貢献とその成果を表彰する「第41回橘秋子賞」を受賞しました。この賞は、戦後の日本において、バレエ教育の向上とバレエ芸術の振興・普及に努めた故橘秋子氏の意志継承を目的として設立されたものです。地主さんは、35年前（1988年）、大阪にバレエ学校とバレエ団を創設。古典作品と創作バレエを独自の演出を加えて精力的に上演する一方、多くの後進を育ててきました。倉永美沙（サンフランシスコ・バレエ団）、奥村康祐（新国立劇場バレエ団）、金子扶生（英国ロイヤル・バレエ団）ら国内外で活躍するトップダンサーを輩出しています。「心を込めて一生懸命に踊る事が、美しさになる」という地主さんのバレエへの情熱を伺います。5月8日(月)「関西 時の人」です。

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