2021年04月21日 (水)
大阪大学教授 岩井 茂樹さん
カメラやスマホを向けられ、写真を撮影するとき、笑顔を浮かべたりポーズをとる習慣はいつごろ生まれたのでしょうか。日本文化史が専門の岩井さんはその始まりを調査し論文にまとめました。それまで硬い表情で写っていた写真が、明治44年に創刊された月刊誌を機に笑顔に変わっていったということです。笑顔の写真が流行した背景には、日本の経済状況や世界的な不況などが影響していると岩井さんは考えています。当時の雑誌などの資料の分析を通して読み解いていきます。4月26日(月)の「旬の人・時の人」です。
インターネットでも放送と同時に番組を聞けます。