2019年04月07日 (日)
能楽師 松野 浩行さん
松野さんは、若手能楽師の仲間と、能の謡「高砂」を大勢で合唱する「大連吟」に取り組んでいます。「高砂」は夫婦円満や長寿を願うものとして結婚式の定番でしたが、最近聞かなくなったことに危機感を感じていた松野さんたちは、ベートーベンの「第九」をヒントにしてはと「大連吟」を思いついたそうです。活動を始めて11年。これまでの公演には述べ2000人が参加し、最近では、大阪や滋賀にも広がっています。謡の体験が、能楽に親しむきっかけになればと話します。
インターネットでも放送と同時に番組を聞けます。