あの街この街

2019年06月24日 (月)

 兵庫県・姫路市 夢前町

 

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姫路市の夢前町は田園風景の広がるのどかな町です。戦国時代の初期は播磨の国の中心として栄えていました。
治めていたのは赤松氏。置塩城を構えました。今は城跡を残すのみですが、中世の城としてはかなりの名城だったと伝えられています。

 

この城で1555年の11月7日に催された宴席の様子が文献に残っていました。「播州置塩夜話」です。
親戚筋の才伊三郎をもてなした時の料理が詳しく書かれてあるのですが、その中に聞きなれない名前がつけられていました。その名は「たぬくい」。狸食と書きます。
この謎の料理を夢前町の町おこしグループ「夢前ゆめ街道実行委員会」のみなさんが復活させ、町内のお店で提供し始めました。

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出された料理のお椀の蓋を開けてみると・・
お椀には白いご飯だけ?
料理を出していただいた旅館のご主人上山洋一郎さんにお出汁をかけて
食べるよううながされました。すると白いご飯の下から沢山の具が浮かび上がってきます。とり肉、鯛、シイタケ、ほうれん草、きくらげなど鶏と鯛でとったお出汁とよく合って何ともいえない美味しさ。狸に化かされたような気分になるので「たぬくい」なのだそうです。

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当時の人たちは、なぜこういう料理を作ったのでしょうか?
実行委員会の衣笠愛之さんは「明日の命も知れぬ戦国武将たち。宴席のひとときくらい楽しいことをしたかったのでは?」と話します。
実行委員会ではそのほかの料理も復活させて、夢前の歴史と食を楽しんでもらえるようにしていきたいということです。
 
                           

 

 

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