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大女優・高城 百合子の名場面

おちょ簿

千代が女優の道へ進むきっかけを与えた高城 百合子が再び登場!しかも、あの小暮(若葉 竜也)さんと夫婦になっていたという驚きの展開でした。現れるたびにインパクトがある、高城 百合子を演じる井川 遥さんに印象的な3つのシーンをあげていただきました。

 

その①  第3週 12回
【マントを振り払って初登場】

 

じつは、あのアングルで撮ったのは2度ほどでした。ディレクターさんと「うまくやっているつもりなのに、できていない人」のおもしろい登場の仕方をテストのときに探っていたんです。「ちょっとひざを曲げてみて…」とか。放送では、お芝居ではなく本当に髪の毛がマントに引っかかって、うまくいかなかったほうが採用されていましたね(笑)。

 

その② 第3週 12回
【岡安の部屋での食事シーン】

 

岡安でのお食事のシーンも印象に残っていて、「血のようなお酒を飲むと心が高ぶってくるの」とか、「心の内側から、声が聞こえたの」と千代に話す場面は、ふだんのつかみどころのない雰囲気から、お芝居に入ったときの情熱的な感じが出ていて、百合子さんらしいなと思いました。

 

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その③  第16週 77回
【10年ぶりの再会】

 

10年ぶりの百合子さんは、やっぱりあまり他人に興味がないところが出ていたのかなと思います。天海家へやってきても「我、関せず」という感じで、「できたら広いほうがうれしいけど、まあ仕方ないわね。我慢するわ」と言ってしまう。百合子さんは独特で、おもしろいですよね。

 

●最後にもうひとつ

 

−−−−自分の思いに正直な高城 百合子は、“演じる自由”を手に入れるためにソ連へ亡命しました。では今、井川さんご自身が手に入れたいものは、何ですか?

 

思い切りのよさですね。表現するときに、いろいろなところが気になったり、心配になって自分でブレーキをかけてしまうところがあるんです。「余分なところは編集してもらえばいい」「だめだったら周りの方々の胸に飛び込んでみよう」。そういう思い切りのよさを手に入れることができたらいいのにと思います。

 

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